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2017.04.16
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長いこと使っていたガラケーが壊れてしまって、新規購入となりました。 同時に、浮世の義理で、ゆうちょの口座を開いたりしました。 おかげでたくさんの書類に記入させられ、手間と時間とでほとほと疲れたのですが、 かなり気になったのが、ダダ漏れの個人情報。  名前や住所、電話番号ぐらいなら、しかたないとしても、 家のネット契約の支払い口座から、マイナンバーから、年収などなど。 クレジットカードを作るならば、先方にとってもこちらの支払い能力あるなしは 重要チェック項目なわけで年収や預金高などを聞かれても、まあ、 しょうがないかも、とは思うわけですが、金融商品を購入するのに、 なんで年収や預金高まで伝えなくちゃいけないのか。 ケータイ購入するのに、我が家のネット環境まで教えなくちゃいけないのか。 ましてや、職業や生年月日、男か女かまで教える必要があるのか  どちらも「個人情報は漏洩させません」みたいな断りがあるわけですが、 今や、銀行も証券会社もカード会社もデパートもはては、レストランやコンビニ、 得体のしれないネットのショップに至るまで、様々な個人情報を知りたがるわけですよね。 顧客情報を知ることで、商売に役立てようとするのでしょうけれど、 一件一件で、「漏らしません、キリリ  」と言ったところで、それを全部かき集めると、世の中のすさまじく広い範囲に、私の年齢から住所からメルアドから家族構成から年収まで、 知れ渡っている・・ということになるわけで。  個人情報だからと、友達に住所やメルアドを知らせることすら、うっかりできないし、 同窓会名簿や、町内会名簿や、父兄会連絡網すら作れなくなっているのに、 その一方で、自分のもっと貴重な情報を赤の他人や組織にダダ漏れさせている私達って・・ なんだか、人がいいというか、おバカと言うか。  まあ、SMSで、自分の日々の食事や生活まで、日記を公表するみたいに さらけだしている私達ですから、いまさら、かもしれませんが。 ということを、今回、改めて思ったわけなのです。  もうひとつ気になったのは、マイナンバー。 これができて、いちいち手続きの度に知らせなくちゃならなくって、 面倒が増えただけなんですが、まだまだ普及していない状態で、 なにかに役立っているんでしょうか マイナンバー制度ができた時に、私は、少し期待したんですね。 マイナンバーを使うことで、余計な手続きが簡略化されるのではないか ・・と。でも今のところ、全く、そのメリットがない。 ほとんど無駄のひと手間でしかないような。 どうなんでしょ。 貴重な個人情報だから管理は要注意・・なんて言われながら あちこちで記入させられて、これだって実質ダダ漏れ、というわけですし。 最近は、マイナンバーのこと、話題にもなりませんけれど、 その辺、ちゃんと検証してみる必要があるのかも。 因みに我が家は年寄り夫婦はちゃんとカード取得しましたが、 息子家族は、いまだ数字の通知だけ受け取って、なんにもしていない様子。 我が友人たちも「なんだか、管理されるみたいで嫌」とか言って カード取得を避けていたりもする・・。 この制度・・ちゃんと機能するようになるんでしょうかねぇ。 そもそも、何かの役に立っているのでしょうか。 聞いてみたいところです。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2017.04.16 09:10:48
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