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神谷ちづ子・ついつい・一言

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2022.03.21
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和歌山県を旅して来ました。
 
何故、和歌山かと言いますと、少し前のNHK「ブラタモリ」で
和歌山を取り上げていたんですね。
 
「そうだ、京都に行こう!」というCMが昔、流れましたが、
「そうだ、和歌山に行っていない!」と私はその時思いまして・・。
 
大阪から入って、海沿いをグルっと回って名古屋に出て、
帰ってきました。海沿いを一周。
 
温暖で美しい土地なんです。人々はのんびりゆったりしていて。スマイル
でも、県の8割を占める山地がリアス式の海岸のギリギリまで迫っている。
当然、川も多く、かつて水害も多かったらしい。
熊野本宮大社は、とんでもない山奥にあるんですが、
熊野川の氾濫で水害に遭い遷座した過去まであるんですね。
その時、社殿は奇跡的に流されず、今に継がれているのだとか。
 
JR紀勢本線に乗ると、席の前のポケットに説明書が入っている。
なんだろうと読んでみると「津波の時の逃げ方」なんです。ほえー
確かに海沿いをぐるっと回るルートは、
場所によっては、窓から手を伸ばせば海に届きそうな所を走っている。
こんな所で高波や津波が襲ってきたら、どうやって逃げるんだ・・と思いましたもの。
 
街を歩いていると「ここは海抜〇メートル」の表示や、
「避難路→」という表示が目に付きます。
 
しかし、「避難路→」の先に目をやっても、道なき山が迫っていて、
ここをどうやって登って、どこに逃げるんだ??と途方に暮れてしまう。
ともかく少しでも高い所に逃げろ!・・ということなんでしょうが、
これはお年寄りでなくても、避難は大変だろうと思いました。



 
山沿いの道をバスで走っていると、
麓のわずかな平地に家がぎっしりと建っている。
時々、土砂崩れの痕があったりして、
土砂災害が起こりやすい地形であることが分かる。
 
旅行に出る前夜、東北で震度6の地震がありました。
東京では、東北での被害や関東での停電がニュースになっていたようですが、
和歌山方面では、ホテルのTVで見る限り「これは南海トラフ地震と関連があるか?
が最大の関心事のようでした。
 
京都大学の先生だという方が「南海トラフ地震は必ず起きるんです、
それは歴史が証明している。そうなると東日本大震災どころではない、
何十万人もの死者が出る」なんぞと解説している。
 
紀伊半島は、南海トラフに近く、必ず起こると言われている南海トラフ地震の
最先端なんですね。そういう場所は地震発生から津波が到達するまでの時間も
非常に短いという特性があるのだそうです。
 
海岸沿いの地層の隆起を見れば、かつてこの地で凄まじい地殻変動が
起こっていたことがよくわかります。
その地殻変動が今後起こらない保証はどこにもない。
 
美しい風景と穏やかな気候の中で、
人々は常に地震や水害や津波や土砂災害の危険と
隣り合わせで暮らしていることを思い知りました。
 
でも、こういう状態にあるのは、こと和歌山県だけではない。
全国津々浦々、日本のどこでもあり得る話で。
 
感染症に戦争に自然災害・・。しょんぼり
なんとまあ、私達は困難に囲まれていることか。
でも・・出来ることはある。
少しでもうまくかわせるよう知恵を働かすしかありません。





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Last updated  2022.03.21 17:07:51
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