マイペース70代

久しぶりに、今、一緒にいて一番リラックスできる友人と、
映画とおしゃべりを楽しんだ。

映画は、彼女が観たかったという「ナルニア国物語」
私自身は、特に観ようと思っていた映画ではないので、
出かける前に慌ててネットで映画の概要を確認し、
「フムフム、兄弟姉妹のファンタジー（物語）か・・」
という程度で１０時に出発。

映画まで時間があったので、ファミレスで早めのランチとおしゃべり。
近況報告から始まって、共通の知人の最近の話題や、
今関心のあることアレコレ・・。

１２時から、いよいよ映画。
私と彼女は、様々な面でとても感じ方や考え方は似ているのだけれど、
当然ながら違うところもある。
その一つが、映画の好みかもしれない。
というより、映画に何を求めるかということかな・・。
以前にも、彼女の誘いで「ハリーポッター」を見たし・・。
そのような意味でも、友人というものは違う世界に触れさせてもらえるのでありがたい。

映画の感想はといえば・・。
一言で言えば「楽しかった」。
そして、もう一言付け加えるなら、
ブッシュ大統領が好きそうだな・・ということかな。
善と悪、勝者と敗者、というような二分法的な括り方、
勝者は世界を支配して良いというような価値観、
何だかどこかの国を連想してしまった私は、
あまりにも素直ではない？？
まあ、ファンタジー映画のことにケチをつけても野暮というもの。
楽しかったらそれで良し。

その後も、隠れ家のような喫茶店で夕方までおしゃべり。
彼女が「面白い」というので、何度か「オーラの泉」を見て、
今話題の、江原啓之氏に興味を持ち、
２日前に彼の文庫本を読み始めていたので、それに関する話題などなど・・。

実はこの私、３０代半ばころから不思議現象に遭遇したこともあり、
霊的な世界については関心はある。
というより、「多分霊的な世界はあるだろう」という立場。
かといって、私は胡散臭い霊能者に対しては強い不快感を持つし、
まずは疑ってかかる傾向がある。
そして、何度かこの日記にも書いているが、
「特定の宗教には所属しない」というのが、基本的な立場。
だからといって、宗教を否定しているわけではないし、
どちらかというと、宗教的な価値観を大切にする人は好きだし、
そのせいか、私の親しい友人には色々な宗教の信者が多い。
ちなみに、今日会った彼女も、神道系の宗教に関わりながら生きている人。
「私は無宗教」と言い切って、宗教自体を否定する人よりは
多少胡散臭くい宗教でも、そこに自分の生きる指針を求めようとする人の方が、私は好きなのだ。

そんなこともあり、結構宗教的な話題や、不思議現象の話は好きなのだが、
人によってはこの手の話は誤解されやすいし、
相手に引きずられることもあるので、
自由にこのような話ができる人というのは、意外に少ないような気がしている。

そんな私から見たら、結構江原氏の言葉は説得力がある。
全面的に信じるということにはならないが、
彼はカウンセラーとしては一流のように感じている。
毎回「オーラの泉」を見ようという強い気持ちにまではなれない私だが、
先日、たまたま「綾戸智絵さん」を見た時は、
丁度彼女の著書「マイ・ライフ」を読んだばかりだったので、
とても興味深かった。
彼女の驚きや喜びの表情は、決して演技ではないだろう。
そのような心境にさせる江原さんは、やはりすごい能力の持ち主のように感じた。

まあ、そんな話から、自分の家族のことから現代家族の様々なこと、
彼女との語らいは本当にあっという間に時間が過ぎる。
本当に楽しい一日を、ありがとうね。　〈３月２５日／記〉