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2011年02月01日
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「私は屈しない~特捜検察と戦った女性官僚と家族の465日」

昨夜のこのドラマは、村木厚子さんの検察との戦いをかなり忠実に再現したもののようだ。
私は、村木厚子さんが無実を訴え続けて長期拘留されている頃から気になり、
時々その経緯を見ていた。
彼女が「障害者自立支援法」の制定に携わる仕事をしていたころから、
それを「悪法」とする人たちが、それと絡めて批判しているのを、
ブログなどでもいくつか見ていた。
私自身は、自立支援法は不備は沢山あるけれども、その趣旨は支持していたし、
この法律により今まで陽の当らなかった障害を持つ人たちも、
自立すべき一人の人間としてのステージに一歩近づけたと思っているので、
法律の不備による批判を「悪法」と決めつけるのには違和感を抱いたし、
ましてや、それと村木さんの事件をこじつけるようなメディアには、
かなりの違和感や不快感を覚えていたので、
色々とネットで見ていると「これは変だ」と思うようになっていった。

だから、村木さんが無罪になった時は本当に嬉しかったし、
晴れやかに職場復帰した彼女の笑顔に涙が出た。
その分だけ、検察のやり方を知るにつけ怒りは増幅したし、
証拠資料捏造までもやったということには、恐怖心を覚えた。
また、昨日は小沢一郎氏の強制起訴があった。

前置きが長くなったが、様々な関心を抱いてこのドラマを見たわけである。
ところが・・・。
残念ながら私の胸には、次の違和感が湧きあがってきた。

ドラマだから全部正確ではないのだろうが、
何より驚いたのが「部下が公印を自由に使えた」ということ。
厚生労働省は、どこでもそのようになっていたのだろうか。
それとも、この村木さんが課長の時だけだったのだろうか。

私は、どんな不正も個人の問題は大きいが、環境がそれを誘発すると考えている。
村木さんは有能な官僚であり、検察にも屈しない強さがあり、
多くの人に(特に関わっていた障害を持つ人たちに)慕われる人望もある、
素晴らしい人だとは思う。
男性群が次々と検察のシナリオに屈してもなお、
自分の信じることを貫き通したのは敬服に値する。
しかし、公印を部下に自由に使える状況にしていたのはいただけない。

厚生労働省は、この事件を教訓として
不正が生まれないような対策をとっているのだろうか。
そして、部下に不正をさせるに至る環境を作った責任を
村木さんはちゃんと表明しているのだろうか。

村木さんは、部下の不正の監督責任以上のものを、
この冤罪との戦いで負ったと思うから、これ以上の責任を問うつもりはない。
しかし、そのことの重大さをドラマではあまり強く指摘していなかったのが、
私には物足りなかった。
つまり、この事件はやはり
当時の厚生労働省の体質があってこそ生まれたものだと思うからだ。

巷では珍しくもない「会計担当者の使い込みや横領」も、
根っこは同じなのである。
だからこそ、そのような事件の時には上司は監督責任を問われて当たり前なのだ。






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最終更新日  2011年02月01日 10時57分10秒
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