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2012年03月12日
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テーマ:放射能汚染(395)
3月10日に書いた「わかちあいたい気持ちはわかるけど…」に、
にゃんた7151さんからコメントをいただき、
それにお返事を書いていて、ずっと心の中にくすぶっていた疑問が表面化した。
それで、瓦礫の広域処理が本当にどれだけ必要なのか、
あるいは放射性物質の拡散は本当に大丈夫なのかと、
今、少しネットで見ているところだ。

そこで、久しぶりに武田邦彦氏のブログを見てみると、
「瓦礫問題を再び整理する・・・明らかにして欲しいこと」という記事があった。
私の今の疑問とリンクするので、コピーしておく。
読みやすいように改行したり、私が注目した部分は太字にしている。


瓦礫問題がこじれている。
日本は「民主主義」だから、「実施する方は説得する努力」が必要で、
「判らない奴は黙れ!」などという人は日本から出て行ってもらいたい.
民主主義を育てるには、面倒でもキチンと説得する力が必要で、
民主主義では説得がイヤな人は実施側の担当を止めた方が良い。


今、瓦礫のことを心配している人を説得するには次のことを誠意を持って説明することだ。


1) なぜ2300万トンの瓦礫の内、400万トンだけを広域処理(被災地以外の処理)をしなければならないのか。
もし1900万トンを10年で処理するとすると、それが12年に伸びるだけであるし、もし被災地が望んでいる「新しい処理施設」を2割ぐらい作ると、それで解決する.
なぜ、簡単に思われる「被災地処理」をせずに、多くの人の心配を押し切るのか?
(今の説明では「思想的指導」、あるいは「被災地以外で心配している人をいじめる」ことが目的ではないかとも思われる.)
 説明さえされていない。


2) 瓦礫の汚染度をどうやって特定するのか。
焼却灰は1キロ8000ベクレルと決まっているが、比較的、均質なので測定することも可能だが、瓦礫はどうするのか? 
1キロ1万ベクレルを超えていれば、法律上「放射性物質」として扱わなければならないが、瓦礫のどの部分がそれに当たるかを特定する方法は無い。法律では「平均」は関係が無い。


3) 瓦礫の基準がセシウムだけだが、ストロンチウムやプルトニウムの基準がない。
プルトニウムの毒性については議論があるが、多くの人がプルトニウムが焼却炉からでて肺に入ることを心配しているのだから、「おれは知らない」という態度では不安は消えない。


4) セシウムは「金属セシウム」の沸点が640℃程度で、金属としては水銀に次ぐ揮発性の金属である。
焼却炉は一般的に酸化雰囲気だが、一部、還元雰囲気で運転される(炭素が多い場合)。
金属セシウムのガスについての説明がない。
また酸化雰囲気で酸化セシウムができるとさらに沸点は低く250℃だ。
焼却炉の温度は1000℃から1200℃程度だから、
「セシウムは粉ではなく、ガス」の可能性が高いのに「フィルターで除く」と言っている。
ガスはフィルターではとれない。
日本は科学技術立国なので沸点の説明はいる。


5) 「危険か安全か」を議論するときには、「平均」を使うことはできない。
障害者は「平均で障害を受ける」のではなく、バラツキの危険側で障害を受けるからだ。
つまり、「上限」だけが意味があって「平均」は危険性を議論するときには何の意味もない。この世には「統計学」という学問があり、少なくとも3シグマ(全体の99.7%の人が外れる)を「安全」の境界としなければならない。
それでも1億人で30万人が被害を受けるという基準になる。
日本は科学技術立国であるので、統計的処理の結果を説明しなければならない。


6) (これは何回か言っていますが)今回の原発事故で漏れた放射線量は政府発表でも80京ベクレルで膨大。
これが日本全体にまかれたら日本人は日本列島に住むことはできない(一人平均80億ベクレル程度になるから)。
国家の計画は最初の基本を決めて、それに応じた個別の計画でないと、最終的に国家がどのようになるか判らないし、それで専門家がOKというわけにはいかない。


瓦礫の問題がこじれるのは、「ヒステリックに瓦礫の危険を叫んでいる人」にあるのではなく、「黙れ!と言って、相手が納得できるような肝心なことを説明しない人」にあり、それは日本の指導者が民主主義を信じていないことによると思う。


瓦礫の広域処理ができなければ被災地の復興は始まらないと思っていたのは、
ちょっと違うのかもしれないと改めて感じている。
もし、被災地で処理が可能であれば、地元の雇用創出の面でも、それが良いに決まっているではないか。
もう少し注意深く情報を探してみる必要がありそうだ。

【追記】関連情報
「みんなの力で瓦礫処理」田中康夫
この記事の中に
「現行の処理場のキャパシティーを考えれば、全ての瓦礫が片付くまでに3年は掛かる。そこで陸前高田市内に瓦礫処理専門のプラントを作れば、自分達の判断で今の何倍ものスピードで処理が出来る。国と県に相談したら、門前払いで断られました」。とある。
いったい、どうなっているんだ?びっくり

震災瓦礫広域処理 岩手・宮城の各首長の思い 





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最終更新日  2012年03月12日 10時36分05秒
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