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カテゴリ:家族・親族
2月26日に「よく泣く赤ちゃん」として、長男の乳幼児時代の思い出を
所属ボランティア団体の会報に載せたものを書いた。 今日はその続きとして、やはり某会報に載せたものを多少編集してアップしようと思う。 「おとなしい赤ちゃん」 前回のエッセイでは「よく泣く赤ちゃん」について書きましたが、 今回は「おとなしい赤ちゃん」についてです。 私の長男は「よく泣く、手のかかる赤ちゃん」でしたが、 二年も経たないうちにうちに生まれた次男は、 正反対の「おとなしく、手のかからない赤ちゃん」でした。 次男が生まれた時に長男はまだ2歳前で、 妊娠中は大きなお腹で長男を追いかけたり怒鳴ったりと、 お腹の中でもずいぶん騒々しかったと思います。 そのせいか、周囲がどんなに騒がしくても、眠くなったらコトンと寝てぐっすり眠り、 目覚めてもぐずりもせず、お腹がすいた時に少し泣くくらい。 授乳の後は、一人で機嫌よくニコニコしながら、自分の手足で遊んだりしている子でした。 長男の時に、寝かしつけるのに苦労し、起きないように物音をたてぬよう気をつけて…、 なんてやっていたので、あまりの落差に驚くばかり。 周囲の人には「手のかからない子だねえ」と誉められ、 私自身も「本当に親孝行な子だ」と感謝しつつも放置し、 ちびっこギャングになりつつある長男を追いかけまわしていました。 しかし、何事にも表があれば裏もあります。 どうしても次男には、手をかけ声をかけることが少なくなってしまいます。 赤ちゃんは声をかけると「アウー、ウー」と喃語のやりとりをしながら、 次第に言葉を覚えていくものですが、 次男はその機会が少なかったせいか、 長男に比べて「言葉が遅いな」と多少心配したものです。 その後も、終始「マイペースタイプ」の子で、 大人になった現在も基本的な性質は変わっていないように見えます。 「よく泣く赤ちゃん」だった長男は、自分がやりたいことに突き進むタイプ。 「おとなしい赤ちゃん」だった次男は、 マイペースのままに周囲とは争わず、目立たないタイプ。 どちらが良い悪いではなく個性の違いなのですが、 少なくとも次男は「うるさく騒がしいお兄ちゃん」の次に生まれたことが、 個性を形成する大きな要因だったように感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年03月23日 08時55分50秒
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