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カテゴリ:旅行、おでかけ
友人三人とで、道立近代美術館に平山郁夫展を見に行く。
以前にも、もう少し小規模な展覧会を見に行ったと思うが、 過去のブログを見ても書いていなかった。 やはり、記録として残しておこうと思った次第。 平山郁夫は広島の現在の尾道市に生まれ(瀬戸田町)、中学生の頃に被爆している。 彼が、後年シルクロード周辺にある紛争地域の文化財の保護や収集・修復に力を入れたのも、 紛争により長い歴史の中で育まれてきた歴史や文化が根こそぎ破壊されることへの怒りや、 文化を守ることが平和につながるという信念の表れだったようだ。 写真等でよく見知っているものも、本物を見ることで受ける迫力による感動は比較にならない。 本当に良いものを見せていただいた。 札幌周辺にお住まいの人でまだ見ていない人は、ぜひ美術館に足を運んでいただければと思う。 絵画だけではなく、彼が保護のために収集したアフガニスタン等の文化財ども展示されているので、 考古学に興味のある人は違う視点で楽しめると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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山梨のシルクロード博物館が、冬季休館中なので作品を貸し出しているのですね。
大きな作品が多いので、現物を見たほうがいいですね。 「北海道発」だなんて、なかなか商売上手ですね。 いい絵だと思いますが、権力者にすり寄った平山画伯も、脱税で話題となった夫人にも違和感を感じます。 (2016年03月05日 10時04分09秒)
maki5417さん
>いい絵だと思いますが、権力者にすり寄った平山画伯も、脱税で話題となった夫人にも違和感を感じます。 実は私も、そのようなことで多少批判的な目で見ていたことも事実です。 でも、何年か前に作品を見てから、少し見え方が違ってきました。 人には色々な側面があるのだろうと思うし、本人がめざす目的も一つではないだろうし、そのために使う方法の合理的選択も様々。 それが他の人から見たら、また色々見えるだろうし批判の対象にもなるのだろうと思いました。 今は、平山氏の作品や美術館、文化財保護関係の業績に対しては、素直に感動しています。 批判・検証はその道の専門家にお任せし、「そういう面もあったんだろうな」と受け止めればいいのだと思ってます。 ----- (2016年03月06日 11時17分32秒) |
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