2372642 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

マイペース70代

マイペース70代

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

慶應通信のページ


思い出・・一期一会


一期一会


思いがけない再会


痴呆について(祖母を思い出しながら)


K君へ・・人はみんな同じではないよ


手を出さないで、見ててね


北の国から・・私の吹雪体験


Yちゃん


長倉洋海さんとアフガニスタン


生き急いだNさんへ


卒業仲間


沖縄の戦跡巡拝


旧友とのおしゃべり


学生無年金障害者訴訟判決/Yさんのこと


他生の縁


法事にて /「義兄」のこと


Mとの思い出


縁は異なもの


映画「ハッピー」とTさんのこと


同じ父なのに・・


かつてのヤンキーボランティア


阪神淡路大震災こと


叔母の「死」に思う


悪夢の思い出


進化する父


早世した友の思い出


障害を持つ子の親の思い


Nちゃん(中学のクラスメート)との再会


出会いの不思議


N先生の思い出


「あの子の笑った顔を見たいんです」


「シュウ君」


数学の思い出


思うことイロイロ


青春や若さって、そんなにいいもの?


NHK「フリーター漂流」を見て


団塊シッポのつぶやき


結婚って何だ?


若者のボランティア活動について思う


笑わなくたっていいんだよ


不倫って、「ひめごと」だと思っていたのだけど・・


普通って、何だろう?


やりたいことは、とにかく手をつけよう


成人式と着物


子どもに不正をそそのかし、見逃す大人たち


「『迷惑をかけない人』を望む母親が増加」に思う


人の心にも「地雷」がある


教師の体罰ニュースで思い出したこと・・


里親について


体罰事件で思い出したこと


「いじめ」は殺人になる


若い頃の苦労は買ってでもせよ。その前に、「子供の失敗は買ってでもさせよ」


読書、映画、観劇など


映画「裸足の1500マイル」


本 「カンボジア 運命の門」


レンタル映画「パウダー」


レンタル映画「タイタンズを忘れない」


本 「大地」パール・バック


本「揺れる子どもの心と発達」高垣忠一郎著


「奪還 」 蓮池透著


「逆さメガネ」養老孟司著、PHP新書


「死ぬにはいい日」


「"It"と呼ばれた子」


「あの世 この世」


「二人目の母親になっている日本の男たち」


パティニョールおじさん (レンタルビデオ)


映画「オリバー・ツイスト」


映画「スタンドアップ」


蟻の兵隊


映画「ハンナ・アーレント」


「引きこもり狩り」 芹沢俊介◎編


印象に残った絵本色々


映画「誰も知らない」


映画「白いカラス」


映画「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」クリント・イーストウッド監督


映画「愛を読む人」


2023年03月28日
XML
テーマ:戦争と人間(175)
カテゴリ:読書
「アウシュヴィッツのお針子」ルーシー・アドリントン 著/宇丹貴代実 (翻訳)

絶滅収容所のファッションサロンをめぐる、
衝撃と感動の実話!!

ナチス幹部家族らの服を仕立てることで、地獄を生き延びたユダヤ人女性たちがいた。
針と糸、そして強い友情の絆で抵抗した、不屈の物語。
「とうてい信じられない話でしょう?
不屈の囚われ人の一団が、ヘス夫人をはじめ、ナチス親衛隊の妻たちのために
型紙を起こし、布を裁断して縫いあわせ、装飾をつけて、
美しい衣服を作っていた。
まさに自分たちを劣等人種として蔑む人々のために。
アウシュヴィッツのサロンのお針子たちにとって、
縫うことはガス室と焼却炉から逃れる手段だったのだ」(本文より)


ホロコースト関係の本は結構読んでいる方だと思うが、このような視点で書かれたものは初めてのような気がする。
人間というものは、状況によりかくも残酷になれるのかということは、現在のウクライナのニュースでもよく感じるものだ。
そしてまた、どれほどの悲惨で地獄のような状況でも、人間らしさを失わずに前向きになれる人もいる。
読んでいると辛くなり、なかなか読み進めなかったのだが、図書館の返却期限が迫って頑張って最後まで読んだ。
彼女たちが生き延びることが出来たのは、洋裁の技術と、戦前の絆と友情と信頼
そして自分たちではどうしようもない「運」であった。
しかし、運よくアウシュヴィッツから解放されたとしても、その後また過酷な日々が続いている。
故郷に戻ってもユダヤ人に対する偏見や忌避感がすぐに解消されるはずもなく、
かつての住居は他人のものとなっていて、新たに生きる場所を見つけなくてはならない。
そんなことをわが身のこととして無理やり想像したなら、二度三度と絶望感に陥るだろうし、
収容所生活で心身に病を得ていることは多い。
さらに、過酷な体験でのPTSDに不断に苦しめられる。
その体験は、同じ体験をした人同士では理解されるはずもなく、子どもや孫にも何も言わなかった人もいる。
戦争というものは、本当に残酷なものだとあらためて思う。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年03月28日 15時40分50秒
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事


キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

みらい0614

みらい0614

カテゴリ

お気に入りブログ

実習作品展を開催し… New! machiraku_hokkaidoさん

年金の、共済組合の… New! ポンボさん

「景観」は、人生の… New! ぼちぼち7203さん

新時代の捕鯨 歓迎と… New! Mドングリさん

選択的夫婦別姓 New! 七詩さん

コメント新着

 maki5417@ Re:運の良い人悪い人(06/14) New! 私は、運の量はみんな同じ、何に使う使わ…
 k-nana@ Re:ニュース雑感(自民の政治資金規正法改正案)(06/09) 「そうじゃない」 という感想しか出てきま…
 みらい0614@ Re[1]:朝ドラ「虎に翼」(06/06) maki5417さんへ >日本の家族制度と天…
 maki5417@ Re:朝ドラ「虎に翼」(06/06) 日本の家族制度と天皇制がつながっている…

ニューストピックス


© Rakuten Group, Inc.