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アンチエイジングの鬼

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2008年04月07日
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こんにちは。
さっそくですが、お知らせです。
今発売している学研の健康雑誌「Bagel」(ベーグル)5月号に私の記事が載っています。



「見た目年齢は腸で決まる!」特集で、「酵素でお疲れ腸を元気にする!」という酵素大特集のところです。
感激なことに師匠の鶴見先生がメイン監修の記事でして、いとうゆき先生と2人、酵素生活体験談として登場させて頂いています。
ほんとに「酵素」の威力には驚くばかりでして、毎日の黄金は更にみごとなものへと進化しています。


その上、まったく太る気配がありません!


30代になってあきらかに代謝が落ちて体重が増え始めたため、お尻にセルライトが出現!
ショックを受けてジムにいってもビクともしなかったはずの体脂肪。
妊娠中は10kgも体重が増え、授乳で体重はかなり落ちたものの体脂肪はあまり変わらず。
それが酵素生活でガガーンと減って、体脂肪現在19%。体重は4kg減の45kg。
しかもダイエットしてるわけでもないし、運動はストレッチとチベット体操しかしていないのに、まったく太る気配すらないのですから驚くばかりです。
ベーグルも簡潔にまとまっていて面白いですが、鶴見先生の新刊も出ました。



これまで書いていない情報も書かれているし、プチ断食メニューも、酵素レシピもあり!
とっても読みやすいのでお薦めの1冊です。

酵素生活と言っても、何にも難しいことはありません。
●生野菜、おろし野菜、フルーツを増やす
●発酵食品(ぬか漬け、生味噌、納豆など)を増やす
●刺身を増やす(ただし天然魚)

これだけですから。
居酒屋に行ったら他のメニューに加えて、、、、


「サラダ下さーい!」「漬物下さーい!」「しらすおろし下さーい!」
「もろきゅう下さーい!」「野菜スティックくださーい!」これだけですから!(笑)



ぜひぜひみなさま、お気軽に生活にとりいれていって下さいね。

さて、話はころっと変わりますが、最近「笑いと免疫力」という本を読みました。
リウマチ専門医である日本医科大学の吉野教授が面白くて意義のある実験を1995年~2003年にかけてされたてたんですよね。
「笑い」が身体にどのように作用するかを、科学的に耐えうる実験をしてデータをとって発表されていたみたいです。
日本の医学界は保守的なので今ひとつな反応だったそうですが、米国の権威ある専門誌には認められて掲載されたそうなんです。
実験はリウマチの患者さんと健康な患者さんのグループで行われ、林家木久蔵さんの落語で大笑いしてもらう前と後とで採血をし、血中のある特定の物質がどう変わるかを測定するというもの。

リウマチの患者さんグループの落語を聞く前のデータは健康なグループのデータからみると、ストレスホルモンであるコルチゾール値が非常に高く、神経症気味で、抑うつ状態にあり、強い緊張感、痛みも強く感じ、炎症が起こり、異常な免疫反応があるということがうかがえました。
コルチゾールとは副腎皮質ホルモンの1種ですが、精神的ストレスを受けた時に分泌されます。
過剰になると太りやすく、にきび、むくみ、高血圧、糖尿病、月経異常が起こりやすくなり、記憶を司る脳の海馬という部分を萎縮させることも分かっており、うつ病患者はコルチゾールの数値が高いということも分かっています。


ところが落語を聞いて大笑いしたあとでは、コルチゾール値が激減!
基準値の範囲に下がっていたそうです!



炎症反応も減り、逆に炎症をおさえる物質が増加したそうです。
ところが興味深いことに、最初から基準値内だった健康なグループのコルチゾール値もその他の数値もほとんど変化なし!
このへんが薬と違って、下げすぎるということがなくバランスを保つようになってるわけです。

ガンをやっつけてくれるナチュラルキラー細胞の活性はどうだったかというと、3回目の実験で健康なグループの人たちのほとんどがストレスの多い看護師さんで占められていたため、健康なグループでも数値が下がっていました。
落語のあとでは両グループともナチュラルキラー細胞が活性化し、基準値の範囲内まで高くなったそうです。
これに関しても興味深いのは、これは基準値以下に活性が下がっている人にだけ起きる現象だそうです。
最初から基準値の人は、それ以上に活性化するということがありません。


要するに自然治癒力というのは、そういうもの。
薬と違って、必要がないことはしないというわけなんです!



ここからが本当に面白いんですが、吉野教授は「笑い」だけでなく、「泣く」ということで数値がどう変わるかということに関しても、同じような実験をするんですねー
今度は泣ける人情話のうまい、林家正雀師匠にお願いしたそうです。
ところが、この実験でも「笑い」の実験と同じように、コルチゾール値がはっきりと下がり、ナチュラルキラー細胞も活性化したんだそうです。
しかも病気が重い人ほどその変化は著しく、逆に元から基準値だった健康な人にはまったく変化がなかったそうです。
どうやら涙にはコルチゾールを排泄する作用があるようで、それは感動の涙に限らず、泣くという行為にはそのような作用があると吉野教授は結論づけています。
その他、ぐっすり眠る(ノンレム睡眠)、我を忘れて好きなことに夢中になる、瞑想などにも同じような効果があるのではないかということです。


あの☆美神☆山崎千里さんも名著「美肌」の中で、満月の日に
美容のために「泣く」ということを「涙のスキンケア」と題して書かれています。



泣きたい時はコルチゾール値が上がっているのかも?
こういう時は我慢せず、時には思いっきり泣いてみるのもいいかもしれません。
余談ですが、好きな映画は星の数ほどあるけど、私がこれまで大泣きした映画はやっぱりこの2つかな。

ライフ イズ ビューティフル
01.jpg


ビッグフィッシュ
02



酵素生活は結構簡単!
そしてコルチゾールは涙で洗い流しちゃいましょう!





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Last updated  2008年04月07日 16時24分32秒
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