薩摩川内市の甑島 2泊3日の旅 断崖クルーズ編
11月2日、2泊3日の甑島の旅に出た。 私達G高校同期生3人と、T高校卒業ではあるが、同期卒の「本○どん」の4人である。Mくんの車にKくんと私が同乗し、串木野新港で「本○どん」と落ち合って車と一緒に乗船し11時20分出港。「フェリーニューこしき」は串木野新港のある薩摩半島を後に快調に甑島に向かって進む。 今回行く甑島は人口5576人(2011年)、長さ 38km, 幅10kmで「鹿の子百合」で有名。近年は「化石の島」としても有名である。断崖・奇岩も多く見どころ満載の島でもある。歴史的にも二つの武家屋敷群が残る。島は大きく上甑島、下甑島に分かれているが、上甑・中甑・下甑と呼ばれ島は橋で繋がっている。 串木野港から75分で上甑島の里港に到着する。里の集落が近づいてきた。 一日目は里港到着後、上甑島を中心に回る予定で離島旅にも手慣れた「本○どん」に旅程の組立をお願いして3日分とも無理のない、それでいて万全な計画が立てられていた。 里港に到着後、Mくんの運転で「断崖クルーズ船」の出る中甑港に向かう。約15分で到着。港の入口には「かのこゆりのふるさと かみこしき」の近代的な石碑が迎えてくれる。 昼食は「コシキテラス」のカフェでハンバーガーセットなど思い思いで済ませ、14時発の「観光船 かのこ」に乗り込む。私達のコースは「遊覧船鹿島断崖クールズ」。ところが乗り込む前に旅行社から電話があり、午後から波風が強くなったので湾内のみのクルーズに変更になるとのこと。しかし、乗船してみると、時間も約束通りの1時間で自分としては十分すぎる内容のクールズであった。 最初に見えてきたのは「甑大明神橋」全長420m。近くにある甑(土器の蒸し器)の形をした大岩をご神体とする甑大明神が甑島の島名発祥の地と伝えられることから、橋にもその名前がついたのだろう。 最初に見た断崖。縦割れの岩石。 甑大明神橋の全体が見える地点からの眺望。 次に見えてきたのはアーチ形の「鹿の子大橋」全長240m。船舶は2ヶ所して通れないという。 奇岩が連なる。絶景かな! 次々に奇岩が現れる。斜めの断裂が走る。 客も全員ライフジャケット着用。 ついに3つ目の橋「甑大橋」が見える場所に。 「甑大橋」は全長1533m。 予定の時間、15時に無事中甑港に到着。昼食をとったコシキテラス。(旧中甑港旅客待合所)ショップやカフェ、観光船かのこ受付窓口やバス待合所が併設され、地元の物産、観光拠点となっている。この後、里の武家屋敷通りなど巡るが、次回に書きます。