カテゴリ:たのしいべんきょう
今日は楽しみにしていた「キミヤーズ塾オンライン」の日でした。
(▼過去記事参照「キミヤーズ塾ONLINEの申し込みが開始(2021.2.27土)」) しかし、多忙を極めた昨日の疲れからか、体調が絶不調。 村上先生のお話が終わるところで、寝床に直行。 研修時間の約半分しか参加できませんでした。 ただ、半分の時間でも、十分学びはありました。 村上先生のお話は、驚きと衝撃に満ちています。 今回は難しい数学の話も出てきて、ぼーっとしたアタマはかなり置いていかれていましたが・・・。 ==================== 印象に残った村上先生のお話 ・スケジュール提示は1つずつ ・「ややこしいわ!」と思わせておくことが、伏線になる。 →必要性につながる 具体例を引用しないと伝わらないかもしれませんが、数学の公式とかは、たしかに「面倒くさい」「邪魔くさい」というところから、「こうしたほうがラクでええわ」と納得して初めて受け入れられるものなのかもしれません。それを、「公式だから覚えなさい」というのは、学びの楽しさからは対極にある教え方なのでしょう。 ・「1しか言えない」ではなく、「1が言える」と捉えるべきです。 ↑今回、僕が一番感動した言葉です!! ・目標だけだと、達成できないときにイライラする。 →予想をさせることで、緩和できる。 子どもたち自身に目標を立てさせることはよくしていますが、予想まではさせていませんでした。 「予想をしよう」という単元を特別支援学級をもったときに自作したことがありますが、そのときは子どもたちが大変ノってきて、いい感じだったことを思い出しました。 目標も予想も、どちらにも子どもたちが関わっていくのがいいなあ、と思いました。 普通は、先生だけが目標を設定したり、どれぐらいできそうかの予想をしたりしていると思います。当事者は子どもなのに、よく考えたらおかしな話です。 ・「数学はおもしろい」と思う子を育てている。 ↑今回、一番ビックリしたことです。 僕のアタマがついて行けない高等数学をスラスラ説明する村上先生の教え子たちが、村上先生のお話を証明していました。 ・問題が解けることと理解することとは、別のことだ。 ・子どもたち自身が「理解できた」と思えることが大事。 たとえば、子どもたちのなじみのある筆算で、循環小数を理解した気になる。 ・伏線 ↑今回のキーワードだった気がします。 ・役に立たないことを楽しんでやることが、教育の本質。 ↑「えっ!」と思ったのですが、たしかに、役に立つことだけを求めてカタチだけ問題が解けるようになっていることと、難しい数学の問題は実際の役に立たないけれど学ぶことの楽しさを実感してどんどん学ぼうとすることを対比させると、「楽しんでやる」ことの大切さが見えてきた気がします。 ==================== 次回こそは終了まで参加したいと思います。 村上先生のオドロキの教育実践は、ぜひ以下の書籍で具体的にご覧ください。 役に立つ以前に、とにかく面白い。 ユニークな発想に、読み手の右脳も刺激されます。 どちらも、DVDつき! 目からウロコ! 10年先を行っている特別支援教育の実践です。 『キミヤーズの教材・教具 知的好奇心を引き出す』 (村上公也・赤木和重、クリエイツかもがわ、2011,3080円、DVD付き) 『ユーモア的即興から生まれる表現の創発 発達障害・新喜劇・ノリツッコミ』 (赤木和重・村上公也・砂川一茂・岡崎香奈・麻生武、クリエイツかもがわ、2019、2640円、DVD付き) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年02月27日 19時14分33秒
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