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テーマ:特別支援教育について(353)
カテゴリ:共に生き、共に育つ
昨日・今日と、オンラインでのインクルーシブ教育の勉強会に参加していました。
非常に濃密な時間を過ごすことができました。 インクルーシブ教育を志向する熱い熱気にふれることができ、「自分もがんばろう」と思ったり、「知らないことがまだまだ多いので、もっと勉強しよう」と思ったりしました。 ![]() ちょうどFacebookでイタリアのインクルーシブ教育に関するセミナーの告知がありましたので、先ほど申し込みを済ませました。 2週間後の日曜日には、またまたインクルーシブ教育の勉強がオンラインでできそうです。 今回申し込んだのは、以下のセミナーです。↓ ![]() オンライン・セミナー 「イタリアのフルインクルーシブ教育ー残された特別な学校をめぐってー」 2月12日(日)18時~20時 無料 申込先 Peatix https://italyeducation0212.peatix.com/ (Peatixはオンラインセミナーのチケットを発券するサービスです。 僕はよく利用しています。今回は無料ですのでお金はかかりません。) 完全に障害のある子もない子も同じ場で共に学ぶことをフルインクルージョンと言います。 通常学級の教室の中にどんなに「重度の障害」と言われるお子さんであっても受け入れて一緒にやっていくことを指します。 もちろん、ただ単に場を同じくするだけではありません。 そこには当然、一緒に学んでいくための様々な工夫があり、背景となる文化があるのです。 イタリアは、世界でも有数の、フルインクルージョンができている国のひとつだと言われています。 ただ、そうはいってもごくわずかに障害のある子どものための特別な学校が残っているそうです。 今回はその「イタリアにおける特別な学校」がテーマのセミナーです。 申し込みサイトの説明には、以下のように書かれています。 ・1970年代の末になり、イタリアは健常児と障害児の分離教育を廃止して、障害の有無に関わらず、誰もが地域の学校に通う教育へと大きく方向を転換させました。 それ以来、イタリアは、フルインクルージョン体制を大原則として、教育制度や教育現場の改善に努めてきました。 その結果、現在では障害のある子どもたちの99%以上が、地域の学校で一緒に学んでいます。 ここで、あえて「99%以上」と記したのは、障害のある子どもたちの通う特別な学校が、割合としてはごくわずかですが、イタリアには残されているからです。 (申し込み先のPeatixのサイトより) 以前あったオンラインセミナーもそうだったのですが、イタリアのインクルーシブ教育についての生のお話が聞ける大変貴重な機会であると思います。 セミナー講師の大内進先生は、昨年出版された、次の本を監修された方です。 ![]() 『イタリアのフルインクルーシブ教育 障害児の学校を無くした教育の歴史・課題・理念』 (アントネッロ・ムーラ、大内進監修、大内紀彦訳、明石書店、税込2970円) イタリアのインクルーシブ教育を概説したイタリアの本の翻訳出版です。 日本語訳の出版をクラウドファンディングで応援させていただいた縁で、僕は2冊も送ってもらいました。 (ほんとうは1冊送っていただくというのがクラファンのリターンだったのですが、初版にミスがあったとのことで、訂正版もいただいたのでした。) なかなか読み進めることができていないのですが、イタリアのインクルーシブ教育には興味がありますので、この機会にこちらの本も、少しずつ読み進めていきたいと思います。 ![]() ▼イタリアのフルインクルーシブ教育について、お話を聞きました! (2022/08/23の日記) ※本当にめっちゃ関連する過去記事です。 ぜひ合わせてお読みください。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.01.29 21:43:33
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