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カテゴリ:PC・デジタル関係
「ネットで買う」ことが当たり前になってきた時代。
少しでも安く買おうと、情報を検索して、安いところで注文していませんか? #僕は少しでも安いところで買おうとしています! #昔から、スーパーのチラシを見比べて、安いところに行っています。 #安さに釣られる派です。 数日前、僕は、ある商品が気になって検索しました。 約15000円の商品ですが、なんと、約8000円で売られていました。 #これは、お得。 #基本的に割引のない商品です。 ただ、このサイト、なんか、違和感があったんですよね。 ヤフオクやメルカリと言った大手ではなく、ネットショップでした。 ネットショップが、オークションサイトのような文面の商品説明を載せていました。 安い理由として、「使わないので、譲ります」と書かれていました。 このネットショップ、サイトの作り自体は、よくあるネットショップの形。 必要な情報は全て網羅されています。 そういう意味では、必要な情報が見当たらない「怪しいネットショップ」と違って、安心感が持てます。 「会社情報」などのページもあり、連絡先も詳細に記載されています。 取扱商品は多数あり、「どこにでもあるような、よく見るネットショップ」でした。 そういうところから、僕は第1判断としては、「ここは信用がおけるショップなのかもしれない」と思っていました。 以下は、「会社情報」のスクリーンショットです。 ちゃんと、消費者に情報を届けようと心がけているように見受けられました。 ただ、なんか、おかしいんですよね・・・ ChatGPTなどの生成AIが一般化する前なら、これ、怪しいと思いませんでした。 でも、このネットショップサイトを見たとき、ピンときました。 「これ、AIを使ってない???」と。 ChatGPTなどの生成AIは、ネット上の膨大な情報を収集しています。 それをもとに、新しく「見える」ものを生成します。 新しく見えるだけで、実際は、既存の情報のつぎはぎです。 #だから、ChatGPTは基本的に「正しそうなこと」を言う。 今回のネットショップ、「情報のつぎはぎでできているのでは」と思えましたので、さらに調べてみました。 「会社情報」記載の住所と電話番号で検索をかけてみると、楽天のショップの中に全く同じ店が見つかりました。 その楽天ショップに、具体的に問い合わせをしてみました。 すると、以下の返信をいただきました。 あなたが名探偵なら、この返信を見る前に、ここまでに掲載した写真から、「これは、おかしい」ということを、すでに見破っていたかもしれません。 このブログを書いていて初めて気づいたのですが、今回使った写真の中に、明らかにおかしい矛盾があることに、僕は今さっき、気づきました。 商品情報は東京から送ると書いてあったのに、会社情報は三重県になっています。 送料も、商品情報欄には「出品者負担」とあるのに、会社情報欄では買った人が負担するものとして書いており、情報の統一がとれていません。 おそらく、このサイトは生成AIによる情報のつぎはぎで作られた詐欺サイトだと思われます。 これ、ひとつひとつの「部分」に関しては、本物なんです。 一般的な詐欺サイトは、住所や電話番号が架空だったり、書いていなかったりしますが、 やっかいなのは、すべて「本物」が書かれていることです。 ただ、あちこちの「本物の情報」の寄せ集めなので、情報の統一がとれていません。 「怪しい」と思ってサイト内の情報を比較検討し、各部分の情報でさらに検索をかけて精査すると、矛盾がつぎつぎと見つかります。 「架空情報」の詐欺サイトより、こういうタイプのほうがよっぽど騙されやすいと思います。 情報を部分だけで判断せず、全体で判断することが、よりいっそう大切になってきたと感じました。 「わたしは高くても正規の公式のところで買うから大丈夫」と思われた方も、いるかもしれません。 たしかに、高くても安全・安心を優先するというのは、自分の身を守るいい方法だと思います。 ただ、こういった手口が「生成AI」の一般化により、どんどん広がってくると思います。 知っておくに越したことはありません。 「生成AI」は便利ですが、悪用しようとすれば、かなり巧妙な悪用ができてしまうのです。 あまり考えたくはありませんが、これが敵に回った時のことを考えておかなければなりません。 #味方にすれば頼もしいが、敵に回すと怖い。 僕は、危うくだまされるところでした。 お互い、気をつけましょう・・・ #子どもたちにも、こういう教育が必要だなと、改めて感じました。 #軽はずみに一部分だけを見て判断しないこと #全体のつながりとしておかしくないか考えること ▼授業でAI(ChatGPT)を扱う (2023/03/18の日記) ▼驚異のAI「ChatGPT」について分かりやすく解説します! (2023/02/28の日記) ▼PDFやWordを読み込んでAIが回答する「ドキュメントチャットボット」 (2023/09/08の日記) ▼AIで自然な翻訳を実現する驚異の「DeepL」 (2022/01/30の日記) ▼「デザインAC」の生成AIが、パワポのプレゼンも自動で作成! (2023/07/29の日記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2023.09.21 20:21:13
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