二ノ宮知子 『平成よっぱらい研究所』
昨夜は、夜更けに大変な揺れを感じて驚きました。皆さま、ご無事でしたか。そのとき…24時間勤務を終えて夕方帰宅していたパパは、すっかり熟睡中。また、ガンは一日、友人と草野球をしたとかで(公園の管理人のおじさんに「キミたち、一日中やってたよね…」と言われたそうな)「今世紀最大の筋肉痛だ」と、こちらも寝ていました。あとで聞いたところでは、凄い揺れに目が覚めて、[ もうこりゃ今晩は眠れないな… ]と思いながら再び眠りに落ちたそうな。そして私はというと、ちょうど、ポンの友達、となりの研究室の錦戸くん(この記事をどうぞ)から電話を受けているところであった。2つの研究室合同で、キャンパスでお花見をして帰る。晩ご飯はいらない。という内容のメールをポンから夕方貰って、そして夜更け、今頃近くの駅かと思いきや錦戸くんからの電話ですよ。あぁ、こりゃこりゃ、みたいな。「…今日、皆で花見をしたのですが…すみません、誰もペースを見ていなくて、ポンさんが、その…酔ってしまって…」潰れた、ちゅうやつやね?「今は、眠っているのですが、あ…あ、揺れてますね…ここもかなり…あ…ポンさんは、眠っておられます」眠りこけてる、ちゅうわけやね?そんな具合でしたトホホ。今日の夕方帰宅したポン。「髪切ったんだ?かわい~。かわい~よ~。」言うこと違うでしょ?ポン、見知らぬカバンを掛けています。「これ?…先輩の、借りた。汚したらしいんだよね…で、洗ってくれたけど、もう一回洗ったほうがいいと思うって、これなんだけど…」リュックを汚した!床も汚したんだろうね!「わからない。知らないの」服は?「サンコスが助けてくれたらしい…季節外れもいいだろう、っていうんで、研究室に何でか有った、サンタの服着てたんだけど…とにかく、知らない、っていうか、覚えてないんだよねー」どのくらい飲んだわけ?え?「夕方から、キャンパスの桜並木の見えるベンチのところで、みんなでピザ取ったりしてね、それで、ビールのんで、そのあと梅酒のブリックを1本、飲んで」「ブリック1本」と言いながら、説明する手つきはブリックパックじゃなくて牛乳1リットルパックの形。「うん、ほら、この間うちでも買った梅酒の、ああいうやつだよ。あれを1本、私しか飲まなかったから一人で飲んで、そのあとみんなと日本酒を飲んだような…よく覚えてないけど」ああいう梅酒って、こういう梅酒!「お風呂入っていい?晩ご飯は、おかゆなんかがいいなぁ。そしたら寝るし。今度の研究相談の準備、明日早起きしてするし」私が最近読んでるこのコミック。読みながら笑っていたけど、内容紹介によるとノンフィクションらしいし、ポンを見てるとどうもこの…リアルというか…ああ… 【送料無料】平成よっぱらい研究所~所長と出会ったその日から、酒の奴隷になりましたっ~!!所長とは、何を隠そう著書・二ノ宮知子、その人である。ここだけの話だが、このマンガは恐ろしいことに100%ぜ~んぶ実話なのである。全国5000万人のよっぱらいファンが泣いて喜ぶ珠玉のドキュメンタリーである、なんちて。 (出版社/著者からの内容紹介)