払ってます!
来週、成人式を迎えるポン。昨秋20歳になりました。選挙権も得たわけですし(使う機会はまだないけど)、お酒も飲んで良い、と。そういった、「できる」ようになったことが数ある一方で、「しなくてはならない」こともあります。年金を納付しなくてはならない!年金の給付に関しては、かなり杜撰なものがあると言われていますが納付請求については驚くほど正確!待ったなし!誕生日の少し前に、今月分から納付せよ、という通知が来ていました。私が若かった頃は、学生の間は納付しなくてもよかったように思いますが、今は、勤めていようと学生だろうと、収入があろうとなかろうと、一律、20歳になったら納付開始です。ただし、収入がない学生の場合。届を出しておけば、卒業まで、納付を待ってもらうことができます。しかしそれは、あくまで、納付の延期であって、免除ではありません。届けた年月になったら、即、待っててもらった分を納めなくてはなりません。しかも、本来納めるその月の分と、待っててもらった分、ダブルで払うのです。納め終える先を延ばすのではなくて、あくまで、2~3年、ちょっと待っててね、というものです。「どーしよー」「お前、アルバイトして稼いでるだろ?払ってしまいなさい」「え~!アルバイトして年金払うの?年金払うためにアルバイトするの?なんか、おかしくない?」「うーん、そう聞くと可哀想な響きもあるが、この前のお前の『収入証明書』見ると、全然気の毒には思えん。」「えー…」「だけど、ポン。考えてごらん?就職して1年目って、今よりたぶん、うんと窮屈だよ。お給料がいい職場に、もしも、就職できたとしたって、1年目ではさほどのことはないだろうし、それで暮らしながら、年金ダブル払いって、うんと大変だと思うよ。」「…そー…だよね…」結局、「働く日数を、多くするように努力してみよっと」ということで、いま、自分で払ってゆくことに決めたポンであります。天は自ら助くるものを助く。がんばりや。にしても、国民年金・月々14,410円、というのはやっぱり、高いですね。収入が無い、とした上での金額がこれでは、納めない人が多いというのも…わかる気が…「まぁね、私の目標は、ガンガン働いて、税金も年金もしっかり納めて、将来は年金なんかもらわなくても平気平気!ってくらい、ガッツリ稼ぐことだからね!」がんばりや!さて、その14,410円ですが、これは「一般納付」の金額。まとめて前もって納めると、いくらか割引があります。また、1か月分にしても、銀行引き落としにすると、前納の扱いになって、月々50円、安くなります。「50円でも、安い方がいいよね。毎月窓口に行くのも面倒だし!」と、ポンは引き落としで納めることにしました。専用の口座を作ったらしい。引き落としが開始されるにはしばらくかかります。うっかりしていると、延滞ということになって過料されてしまいます。そこで、10月と11月は窓口で支払い、次の分から引き落としを待つことにしたようです。12月の初旬、社会保険庁から引き落とし開始の通知が来ました。1月5日付で、11月分(一般納付)と12月分(前納)の2月分、引き落とされるとあります。11月分は支払ったところでしたが、通知が行き違いになったのであろう、と考えて、そのままにしていました。それが。今日、銀行で通帳に記入してきたポン。「11月の分が、落とされてる!お金が足りなかったから、12月分は落ちてないの!」夕方、閉庁間近の時間でしたが、急いで地元の社会保険事務所へ電話するポン。しかし、一向につながりません。自動音声の「おまちください」も、やたらと間延びしていて、こちらの怒気を煽ります。ポンに変わり腹を立てた私は、ねんきんダイヤルに電話。「重複で納付してしまったことになるわけですね…では、それを還付します、という通知が必ず行きます。そのハガキで手続きしてください…時間はさほどかからないかと…」11月分が戻るのはわかりましたが、12月分は、その調子でいくと1月遅れで納付することになって、前納になりません。50円、損する勘定です。それを尋ねると、「こちらでは金額については如何ともできないので、お近くの役場に行ってくださいますか。あらかじめ、電話されるといいかもしれません」ということで、区役所に電話。…電話してよかったのです、いきなり行かなくて。「ああ…すみませんねぇ、納付のことは、市区役所は全く通らないんです。社会保険庁が直で扱うので…ねんきんダイヤルも、…困りますねぇ、新しい人どんどん入れて、答えさせてるから、いい加減なことを…」再び社会保険事務所に電話することに。区役所で教えてもらった番号にかけたところ、今回はすんなりつながりました。結果。●二重に引き落とされた11月分の片方を、12月分に当てる。 12月分としては「前納」になるので、生ずる差額の50円を、還付手続きで還付する。●2月月初の引き落としは、手続きの都合上、今回引き落とされていない12月分と1月分の2つを落とすことになってしまう。 大変申し訳ないが、間に合う金額を、口座に入れておいてほしい。 重複して引き落とすことになる12月分は、再度、還付手続きによって還付する。ということになりました。銀行から「引き落としたよ」という連絡が、社会保険事務所に届くのに10日ほど要し、社会保険事務所から銀行に、「来月はこれこれを引き落としてね」と手続きするのが、引き落とし日の20日ほど前。それで、行き違いのようなことになってしまうようです。最初の引き落とし開始の通知がきたとき、電話していれば…とも後悔しましたが、よく考えてみると、11月分を1月5日に引き落とすのを止めることはできなかった計算になります。12月分がちゃんと前納で落ちるよう、多めに口座にお金を入れておいて、それで重複した11月分を還付してもらう…となって、還付の手続きが1回減る、というだけのこと。いずれにしても、一番面倒な、「社会保険事務所への電話説明」という手間は省けなかったでしょう。やれやれ。「いや~、おかーさんはさすがだねえ。てか、カンプってなぁに?」 ヽ(;´Д`)ノ