熱き血潮の…
健康診断の話をつづけます。さて。先日はパパも健診を受けたのですが、考えてみると私、しばらく何も調べていません。メタボ検診は、体重も胴囲も全く心配ない数値だし、受けてもそれ以上の検査があるでもないし…ということで、昨年はパス…だから採血なんて、しばらくしてないね。そういえばこの20年くらい、献血もしていません。何回か、血圧や比重ではねられてしまって、それ以降行ってなかったね。そんなことを考えていたら、出かけた先の駅ビルに、きれいな献血センターがあるのを思い出しました。ここはひとつ、申し込んでみますか?思い切って受付カウンターに行きますと、私の体重で可能な200cc献血は、いま病院から需要がないので受け付けていないそうです。その量では輸血をしないし、多量の輸血が必要な場合は、リスクを少なくするために、大きなパックを使用したいと言われるからだそうです。そこで、初めての成分献血をすることになりました。私の体格だと、血漿献血。血液を採って、その中から血漿という水分だけをとって、残りを身体に戻す、というものだそうです。(体格がいい人は、血小板の献血というのもあります。)身体に負担は少ないけれど、時間が1時間少しかかるとのこと。急いではいなかったので、申し込みました。喉が渇いていたので、自販機で何か買おうとしたら「どれでも、ボタン押してどんどん飲んでくださいね」と言われました。なんと、なんでも飲み放題なんだってwwアイスティーを一気飲み。おいしい。カウンターで問診、タッチパソコンでももう一度問診内容確認ののち、中へ入って、医師と面談。さらにもう一度、システムの説明と、問診があります。血圧もここで測りました。いつも低いので心配だったけれど、ガシガシ歩いてきたからか、上が110ありました。OK!血液型を聞かれて「オーガタです」と答えたら、先生カルテに 「O形」と書きました。先生っ!次は別なカウンターで採血して簡単な検査。比重は大丈夫だったようです。小さな試験管に少しの量を採っただけですが、森永のビスケットを渡され、「これと、あとあったかいもの何か飲んでください。あったかいものね!」フーフーしながらカフェオレを飲んで、次は心電図です。心電図なんて何年ぶりかな!再び<血液形先生>のところに戻り、ここまでの検査で異常がなかったことを説明していただき、いよいよ献血です。歯医者さんの椅子のようなものに座って、楽な姿勢で採血。10台以上の椅子がありましたが、ほぼ満席の賑わいでした。しばらく時間がかかるわけですが、椅子ごとにテレビがついていて、自由な方の手のそばにリモコンを置いてくれて、好きな番組を見て過ごすことができます。見回すと、慣れている皆さまは、iPod持参あるいは待合室から週刊誌を持ち込み。くつろいでおられます。なるほど。私は、フジテレビにチャンネルを合わせまして、お昼のニュースを見るともなく見て、<笑っていいとも>が始まったなぁ…と、思ったところから記憶がない。いやいや、気が遠くなったとかではなくて、いつものやつです(笑)途中で看護師さんが様子を見に来てくださいました。眠ると血圧が下がるので、特に私のような低血圧の人は寝ないほうがいいらしく、「ぼんやりしててもいいですから、目は開けててね」と、言われたのですが…無理~…気がつくと、大杉漣さんが<100分の1人>に挑戦して失敗したところでした。そこで私の献血も無事終了。クラクラしないように、椅子の背中を少し立てて、しばらく落ち着いてから立ち上がるように、と、ゆっくりさせてくれました。そういえば、あちこちの壁に<転倒防止のために>とか<転倒したことのある方は>とか書いてありましたね。ここで看護師さんがビニールパックを機械から外し、「これがあむあむさんの血漿ね」と、見せてくれたのですが… え・・・ 血漿って、あんな色・・・黄土色というかなんというか、カレースープの上澄みのような。もっと、もっと…別な色だと思ってた…お陰さまで転倒することも立ちくらみを起こすこともなく、採血室を出ることができました。最初に検査してくれた看護師さんが、「すぐに、そこのもの何でも、たっぷり飲んでください!」と言いつつ、それとは別にスポーツドリンクの500ミリペットボトルを渡される。その後、カウンターで新しい献血手帳を渡されました。それからスタンプカード。成分献血は15時までなら2個、それ以降なら1個、スタンプが捺され、10個貯めたら何かいいものがもらえるらしいです。それとは別に、今日の記念品も。これが、Tシャツ(献血ロゴ入り、数色のバリエ)やブランドのスポーツ靴下、お米1キロ、ミニサイズカップ麺詰め合わせ、などなど、びっくりするくらいの品揃えなんである。私は、ナースキティちゃんとけんけつくんが横浜の港に立っている、という、<キティ&献血&ご当地>三者コラボのフェイスタオルをいただきました。それにしても、あの血漿の色。人って誰でも、あんな色の血漿を流しているんだろうか。誰でも。もっと、こう…混ぜ物抜いた水分だけなわけなんだから、ラムネ色とは言わないが、もっとさわやかな色だっていいのに。あんな色なのかぁ…