佐藤雅彦 『四国はどこまで入れ換え可能か』
【送料無料】四国はどこまで入れ換え可能か「四国を入れ換える」とは、いったいどういうことなのか??Let’s錯覚!とは?田中一郎って??――意表を衝く発想を独特のタッチで長閑に描く、マンガの枠に載せた新しい笑いの実験本。「ミニ象」や「忍者ちび丸」でほのぼのさせたかと思いきや、錯視図形・電気回路で急転ハッとさせる、破天荒かつインタレストな、油断のならないショート・コミック集。【目次】占い師-a fortuneteller/新米刑事/そういうことじゃなくって-うどん屋にて/金のおの/あんまんの努力/姿は見えぬが忍者くん-すいとんの術/レッツ漢字!-たらいの巻/田中一郎/未知との遭遇/オバケの親子変身合戦〔ほか〕 (「BOOK」データベースより)先日、4歳になる姪に会いに行くのに、手土産に絵本をさがしていて、そのときに目について買ってしまった本です。タイトルに迫力があるじゃないですか。以前読んだ『天ぷらにソ-スをかけますか?』のような、知的雑学的遊びの本、かと思ったのだけれど、こちらは、コミックでした!表題の<四国を入れ換える>件は数々のタイトルのうちの一つ。冷蔵庫で自らの賞味期限を比較しあう納豆やヨーグルトの話、りんごの王様とその家来のエピソード、携帯電話を使いこなすおじいちゃんと孫息子の話、張り合うテレビとリモコンの話、などなど…ほとんどシュールともいえる、コミカルなコミックが、箱入りティッシュペーパーのように次々、次々出てきます。私の一番のお気に入りは<新米刑事>シリーズ。なんだかつい、先日見たテレビドラマ『最後の晩餐~刑事・遠野一行』の、新人刑事・高村が浮かんできてしまいました。(高村刑事はこんなんじゃなかったのにね!)十数コマ、シンプルな線の絵なのですが、だから柄本佑に見えてきて…wいま、ポンが読んでいますが、『私この絵、見たことあるなぁ。なんか、NHK方面で…なんだっけ…』そう言われれば。で、思い出しました!これだね。