東ローマ帝国の香り
ローマ帝国が東西に分裂した後、コンスタンティノープル(イスタンブル)中心に栄えた東ローマ帝国。ラヴェンナは西ローマ帝国に属した町でしたが、海に面した湿地帯が天然の要塞となり、西ゴート族がイタリアへ侵攻し、ローマなどの大都市を次々に征服したときでさえ、その被害を免れました。このサン・ヴィターレ聖堂も、イスタンブルの東西融合した文化がそのまま息づいているようです。 極彩色のモザイクの色合いや幾何学模様はとってもエキゾティックだし、 優美な天井画は西欧文化そのもの でも、そんな天井画を囲んでいるのはやっぱり幾何学模様に彩られたアーチだったりする。・・・・そういえば、イスタンブルのモスクやアヤ・ソフィアも、似たようなつくりだった、なんて帰国後写真を見ていてハタと気づきました東西の文化の美しいハーモニー。どこか懐かしさを感じてしまうのは私だけでしょうか。。。