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カテゴリ:まじめな話
ソフトバンクが億の金を積んでお笑いイベントを行うという。
それを知って楽しみに思う人はどれほどいるだろうか。 少なくとも自分は逆に気持ちが萎えた。正直いって賞金を渡しすぎだと思う。 孫社長の言い分は「ゴルフの賞金も1億円ある。笑いは一種の芸術であり、芸人はアスリィートでもある。だから彼らも1億円貰っておかしくはない」ということなのだが。 どうもズレている気がする。しかもこの不景気な時に、である。 確かに笑いをとるという行為は人の感情の中で一番難しいものだ。 だがそれにも品質や品格というものがある。 下ネタ、自虐ネタ、シラケネタ、客いじりなど、ひと時代前ならタブーとされていた芸風も今では許容範囲となっている。 面白ければなんでもいいというのであれば、笑いをとるのは案外簡単なものでもある。 優勝者の芸に億の値打ちがあるのかどうか、そんなものは一度の大会で決めるものではない。 年間通して受け入れられて、コンスタントに売れて稼ぐべき額だと思う。 一度の大会でそれだけの額を積まれてしまうと、真面目に働くことが馬鹿らしくなってしまう。 おそらく今後も芸人志望の若者が増えてしまうだろう。 そういった世相は決して笑えたものではない。 Sー1は笑いを送り出すものではなく、笑いをひきつらせるイベントになりかねない。 確かに数字だけで考えれば億の出資は高くはないのかもしれない。 挑戦者である参加者に出演料を出すようなことはないだろう。 大会コンテンツの著作権は当然ソフトバンクが持つことになるだろうから、参加者全員ぶんのコンテンツが賞金総額だけで手に入ることになる。 5千組も集まれば1ネタ5万円ほどの出演料で製作できることになる。 億の金を積めばそれなりのネームバリューも参加するかもしれない。 ゴルフの大会に参加費用が懸かるように、S-1も参加者が出演料を賭けて争奪戦を繰り広げるようなものなのだろう。 それでも1組に対しての億の金は、見ている側にとっては引いてしまう。 どうせならB-1グランプリでもやってもらいたい。 1年に一度、ボランティアNo.1を決める大会である。 賞金目当てでもいいからボランティアが増えればそれに越したことはない。 ボランティアに賞金というのも思い切り矛盾しているようではあるが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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