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カテゴリ:切手蒐集
を学んできた前島密によって官営事業として明治4年から実施されました。そのおか げで、従来の裕福な人達しか使えない飛脚に代わり、安価でだれでも利用出来るよう になりました。 とはいえ、郵便の便をトイレと勘違いするような時代でした。 長距離の郵便物搬送はまだ人が山を越えて運んでおり、金品を狙う賊に襲われて命を 落とすこともあったため、配達夫はピストルを持たされていたとのこと。巡査でさえ まだ警棒しか持ってない時代でした。またこの習慣は昭和20年の終戦まで続いたと、 ある人のブログにありました。 先日のNHK・TVの「タイムスクープハンター/追え!ピストル郵便配達人」ではその 時代が取り上げられてました。 伊豆・韮山の郵便配達人が山道で襲われ拳銃が奪われる。その銃が東京の不満士族宛 で送られたことが分かり、彼は夜を徹して運送される郵便物を追い、東海道を駆ける ことになるというお話でした。 その中で、韮山の娘が東京の許嫁(いいなづけ)に送った手紙に黄色の切手が貼られ ていた。あれは2銭の桜和紙か桜洋紙切手のようですね。明治6年には市内が1銭、 全国は2銭に統一されてます。また、切手は封筒の裏、差出人の名の上の方に貼って いたそうです。当時の切手がどのように使われ、配送されていたのかがわかる興味深い 番組でした。 ちなみにこの「タイムスクープハンター」は昔の庶民の生活や事件をとてもリアルな ドキュメンタリータッチで描いていて、あたかも江戸時代に生中継を見てるような 気分になります。現場で争い事が起こったらカメラが地面にころがったりしてね。 国内外のテレビ番組コンクールでも受賞してるようです。これからも楽しみな番組です。 番組の内容が気になる人はこちらのブログを... こんなことしてません?/タイムスクープハンター3 第6話 追え!ピストル郵便配達 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011/06/18 12:18:32 PM
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