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2011/10/11
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カテゴリ:建築
        <四条京町屋のダイドコ>

先日、古い町屋を現代風にリノベーションした物件の見学会に行きました。
新聞に案内のチラシが入っていたので、心地よい日差しにもひかれて出かけたのです。

リード・アーキテクトという工務店さんの仕事で、築100年近い古家を骨組みだけ残
して建てられた当時の形状に戻し、現代風にアレンジした物件です。台所の通り庭や
吹き抜けを当時のままに再現しつつ、システムキッチンや暖炉を置くなどして斬新で
すっきりと仕上げており、その簡潔な美さに感心しました。特に、それまで使われて
いた建具や格子をきれいに塗装し直して使用しているので、傷や割れの風合いが、
モダンな空間に味わい深いディテールとして漂い、さりげなくエイジングを感じさせ
ていました。

木製の格子は防火上禁止されていると思ったら、内側に防火対策したサッシを入れれ
ば可能なのだということも初めて知りました。おかげで昔そのままの外観となってい
ました。

吹き抜けの高い窓から差し込む光に照らされた台所(だいどこ)は、とても懐かしく
感じられました。


ついでに近くにある重要文化財の杉本家をのぞこうとしたのですが、ここはたまにし
か公開されず、有料予約制だとの掲示がしてありました。


四条京町屋
            <四条京町屋の玄関>

その足で、四条通りの西洞院と新町の中間にある「四条京町屋」にも寄りました。
ここはお店やイベントスペースになっていますが、家の奥まで自由に立ち入ることが
出来ます。奥の庭にはなんと水琴窟がありました。誰もいないことをいいことに柄杓
で水を流すとキーン、コロンという妙なる音が地中から漂ってきました。

ここの通り庭の台所にはカマドや流しが残されていて今でも使ってるのかな?
とてもいいものを見せたもらったので、保存カンパ箱にささやかながらお礼を。

水琴窟
           <四条京町屋の庭の水琴窟>

四条京町家とは

京都旅楽【たびたの】/四条京町家

そこから室町通りを北に一町行くと、以前にも紹介した京都芸術センター(元明倫
小学校)があり、休憩がてら資料室で夜の茶会「夜噺」のビデオを見ました。深夜に
4-5時間かけて開かれる茶会で、戦国時代に人目を忍んで開かれたのが始まりとか。

帰りに同じ室町通りにある帯の老舗「誉田屋(こんだや)」前に、どうぞご自由に
との表示が。立派な店構えなのでとても入りにくい雰囲気ですが、勇気を出して奥へ。
表の店から主屋に続く中庭には人力車と神輿が飾ってある。地下へ続く階段もある。
そこを通り過ぎ、奥へ、奥へと進むと、突き当りに蔵があり、おしゃれなショップに
改装されてました。ここは「品」というセレクトショップ。この蔵は安土城を模して
円筒形と八角形を積み重ねた増築部があるユニークな建築作品でした。2階では日本
画家の重岡良子さんのランプシェードの展示会が開かれてました。

セレクトショップ 品-SHINA-


京都というのは何年住んでも知らないところが多く、飽きない町ですね。





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最終更新日  2011/10/15 12:45:35 PM
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