1024609 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

リバーサイド・カフェ

リバーサイド・カフェ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

お気に入りブログ

中国の「和式トイレ」+… New! ゴーヤテンプルさん

コメント新着

riverside1040@ Re:あまちゃん挿入歌の「1000円返して」の謎と考察(07/23) キンモクセイさんへ、 あれれ?そういえ…

サイド自由欄

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2012/02/22
XML
カテゴリ:映画
本日休診01

子供の頃、家にテレビが来てアメリカ映画をよく見るようになった頃、テンポが
よく楽天的でユーモラスなストーリーにすっかり虜になりました。それに比べて、
日本映画はメリハリがなく、暗いイメージで、色あせてみえました。

ところが先日、日本映画にもそんな作品があるのを知りました。
それが渋谷実監督の「本日休診」という作品。原作は井伏鱒二。
街の老医師が久々にとった休日に次々と起こる騒動を描いてます。見終わって
気持ちよくなる作品でした。日本映画にこんな味のある作品があったとは。
 
出演者も、戦争でおかしくなった青年、暴漢に襲われた上京女性、指を詰めに
くるやくざ、小船や廃棄電車に住む家族達、美容のための治療を受ける金持ち
奥さん、賭博の現場を押さえられる男たちと、戦後の混乱を感じさせる人々が
次々と出て来るが、これらは現代にも通じる話かもしれない。

決して明るくない様々な事件に巻き込まれながらも、わっはっはと笑いながら
切り抜けていく主人公。いい映画があってもんだ。

ラストで、夕焼けの空を飛んで行く雁を飛行機隊の帰還と見た、狂った退役兵
の号令に従って、全員が敬礼するシーンが実によかった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012/03/07 06:31:08 PM
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X