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カテゴリ:音楽
「春一番ですね」とマイミクさんから便りがあったので、スーちゃんいいね と返事したら大ボケでした。大阪で「春一番」と言えば恒例の関西フォーク の野外コンサートのことだそうです。41年続いたイベントなので知らない奴 はもぐり。周りに関西人がいたら袋叩きかも。 「春一番」は私の学生時代の1971年から始まったとのこと。だから大阪で働 き始めた頃はすでに春一番コンサートは定着していたはずですが、見に行っ た記憶はありません。天王寺野音で「おとぼけCATS」を見た記憶はあるので すが、あれは何のイベントだったかなあ。 今でこそ「春一番」には様々な様々なミュージシャンが出ているようですが、 最初の頃は日本語の歌にこだわっていて、当時英語の歌を唄っていた優歌団 の出演を断り、ひと悶着あったという話も聞いてます。 あの頃の関西フォークはそんなこだわりもあってアクが強く、私にはちょっと 抵抗がありました。歌詞の社会性や心境の吐露の生々しさを、十分消化でき なかったこともあるでしょう。今でこそ当時の歌に懐かしく耳を傾けてい ますが、正直、まだ違和感は拭えません。私が「春一番」コンサートに興味 が薄いのもそんなところからでしょうか。 そんな状況でも、周りの友人たちを通じて関西フォークの波はどっぷりと かぶりました。周りの友人というのは、古くからの友達以外に、会社の軽音 楽部の若手、近隣のライブ喫茶の客たち、そのオーナーたち。ほとんどが 学生やプータロー、音楽に熱いおっさん達でしたが、それぞれに主張が強く 話し出すと止まらない。関西フォークのメッカ「ディラン」のママさんとも 一緒に呑む機会もありました。 馴染みの店にいろんな人達が出入りして、飲んだりライブを手伝ったりする 周りで歌がいっぱい流れていました。岡林信康、高田渡、ディラン2、加川良、 豊田勇造、杉田二郎、中山ラビ、有山淳司、吉田美奈子...。 個人的には、西岡たかし、小坂忠、はっぴいえんどなどをよく聴きました。 でもバンドやレコードは英国ロック系を続けてました。 今年の春一番の3日間の出演者を見ると知らない名前の中に次々と懐かしい 名前が出てきます。彼ら、まだ続けてるんですね。えらいものだ。YOU-TUBE で久しぶりにあの頃の歌を聴きなおしていると、いろいろと思い出して ちょいと複雑な思いになりました。 青春の味ってヤツですかな? --------------------------------------------- <おまけ> ハルイチ関連の日記です 20110226 プカプカの日々 080525 高田渡&「焼き鳥・いせや」パックツアー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/05/11 06:30:43 PM
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