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カテゴリ:音楽
私が所属しているバンドのギタリストがアメリカに転勤しちゃって、バンドと
しての存亡の危機に陥っておりました。代わりのギタリストは何人かいますが、 我々は平日練習のバンド。だからメンバー探しがとても難しい。 残ったメンバーはドラム、ベースそしてキーボード。仕方なしにYMOを練習し 始めましたが、今の機材ではテクノミュージックとは程遠いサウンド。他の 曲もいろいろ探りましたが、これといってまとまらない。 あれこれ話していて行き詰ったドラマーが口を切りました。「それじゃあ、 アレやってみます?」「うーん、アレねえ...」。するとキーボードのYさんが 「ああ、あれは途中で挫折したけど、一応出来ますよ」え?と驚いた我々に、 彼女は音大でムソルグスキーの「展覧会の絵」のピアノ独奏版の全曲演奏に 挑んでいたことを明かしました。 よっしゃー行くぞー!というわけで、Xmasのライブではエマーソン・レイク &パーマーの名作「展覧会の絵」に無謀にも挑むことになりました。 クラシックとELPとはぜんぜん違うのですが、まあ、そこは大目に見てください。 ドラマーも高校時代にやったことがあるとのことで、残るはベース。耳コピー を始めましたが、バロックとも違う予想外の音符の展開に四苦八苦し始めて おります。 先月末に擦り合わせ練習をして、大体の構成は打ち合わせ出来ましたが、 練習のために横浜に帰れるのはあと2回か3回。大丈夫かなあ? とにかく、なんちゃってELPにでもなれば十分。憧れのバンドに怖いもの知ら ずでアタックするのが素人のスピリットでしょうね。 それにしても、久しぶりにELPのCDを入手して聴き直してみると、若い頃には こんなすごい曲を自分が曲がりなりにも演奏するなんて思いもよらなかった。 40年の長さってえらいものだなあと少々感慨に耽っております。 てか、そんな暇あったらもっと特訓しなさいと言われそうですが。 EL&P Promenade~Gnome 展覧会の絵 上記をクリックしてダメなら下記のアドレスでどうぞ。 EL&P Promenade~Gnome 展覧会の絵 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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