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カテゴリ:音楽
(記録としてメモしますので、乱文お許しください。)
<曲について> キーボーディストのキース・エマーソンが率いるEmerson,Lake&Palmerが発表 した「展覧会の絵」は、ムソルグスキーの組曲をロックにアレンジし、オリジ ナル曲を織り交ぜたライブアルバム。1971年に発売され大ヒットするとともに、 ロック以外の分野の人々の注目も集め、名盤とされています。 ちなみに原曲のラストの「キエフの大門」はTV番組の効果音楽によく耳にします。 「ナニコレ珍百景」のバックとしてもお馴染みのはずです。当初はBaTTaらしく、 このサウンドも織りまぜてふざけたかったのですが、完コピーだけで精いっぱい でした。 <この曲をモノにするまで> 最初の作業は、通しで演奏すると36分になるこの組曲を15分に縮め、その音源を 全員にメールすることから始めました。 (この編曲テクニックもちょっと自慢なんだけど) 次に、各自の耳コピーでわからないところの確認。特にこの曲はクラシックの中 でも特異な雰囲気があり、複雑で微妙な旋律に翻弄されました。 耳で取れない音はピアノ譜を持つキーボードのYさんにメールでお願い。 「ハーバ・ヤーガの出だしは、#レ ソ、 #レ #レ ソ、でいいの?」と私。 「多分出だしは全員揃って、#ファソ、#ファ#ファソ、だと思いますよ。」とYさん。 なんていう調子。他のメンバーも音楽知識ゼロなので、幼稚園児のような会話に なりました。「キーボードが、チャチャー、チャチャー、と4回下がり、次にチャラー、 チャラー、チャラーと続いたあと、音を上げてチラー、で終わり、だよね。」 こんなメールを交わしながら秋は過ぎ去りました。 この夏から秋は、子供の選手権やコンテスト、母の介護など、みんなそれぞれに 慌ただしく、連絡も満足に取り合えませんでした。 なので結局、まともに練習を始めたのがライブの2週間前という始末。 しかしいざ演奏してみると流れは合ってるがフレーズや回数が違う、これは 現状では仕方ないので、ある程度やりやすいように妥協。そして一番の悩みは サウンドが全然違う。キーボードのお二人ともシンセの使い方がわからず、 せっかくのローランドのJUNOが使いこなせてない。なのでプリセット音源から らしいのを選んでこれまた妥協。お互い「違うんだよなー」と思いながらの演奏。 「レバーで音をピューンと上げてよ」とお願いしても、「そんなレバーありません」 マニュアルで調べてもらうと、最近のはスイッチ式で音を上げるようになっていま した。「言われるまでそんなことが出来るのを知りませんでした。」とM君。 そんな風にスッタモンダしながら、練習音源から問題ある音源を切り出し、原本 の音源部分を貼り付けた、比較音源データをメールしたりして、徐々に形にして 行きました。 無事とは言えず今回も痛恨のライブとなりましたが、まあ、みんなの評価として 「よくこんな曲やったなあ」というところでした。 「ふつうはこんな曲、やろうとしないし、よしんば、やったとしても一度やって みて、やっぱりだめだよなーと諦めるモンでしょう。」これは褒め言葉として 受け止ました。 「チューニングが狂うというのは、トラブルとしてあり得るが、それも含めて 実力なんだよね。」という言葉もまさに正論。 まあ、プログレにはまっていたあの頃の私は、将来こんな名盤を演奏するなんて、 思いもかけなませんでした。まさに感無量的気分ではあります。 <今回の装備について> 今回のために私が準備した装備は下記です。 ・ベース用ベルデン製ケーブル、8412番 (確かに音が締まってヌケもよくなった気がします。しかしコードが太く 固いので、ねじれて扱いにくい) ・ワウペダル、Ibanez製TONE-LOK WD7 (思い通りの成果があり、満足。ただ電池のへたりが半端じゃない。) ・クロマチックチューナー、BOSS製 TU-3 (なかなかに使いやすいが、切り替えモードが見えにくく、大失敗) ・ゴダンギター用ソフトケース「iGiG(アイギッグ)」 (今までに3-4,000円の安物買って、4-5年ですべてのチャック金具が折れた のが2ケースあったので、奮発) ・ゴダン用 DADDARIO製コーティング・ナイロン弦・EXP45 (錆が出にくいELIXIR製のコーティング弦がなかったのでこちらを購入。GOOD!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/12/07 02:27:20 PM
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