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カテゴリ:銭湯
時代の変化につれ、銭湯は少しずつ街から消えつつありますが、廃業
した銭湯がカフェとして生まれ変わっている例がいくつか見られます。 かっての銭湯の姿を残し、味わうにはいい手法だと思います。 西陣にある「さらさ西陣」は築80年の銭湯の内装を出来るだけ残して 改装された喫茶店。廃業した藤の森温泉が生まれ変わったのは2000年。 その頃、情報に敏感な友人が連れて来てくれました。 面白くてわくわくしましたが、いつまで続くかと心配でした。しかし 今や14年目、観光名所として様々な人が訪れる名所となってます。 浴槽の上に床を貼っているので、一部の床を開けると浴槽が見えるそう です。女湯との境の壁は一部崩されて行き来出来、ソファ席とテーブル 席に分けられてます。触ると凹凸のある繊細なマジョリカタイルが迫力 あります。緑とピンクの組み合わせという恐ろしい配色が独特の雰囲気 を醸し出しています。なんだか中近東風。 天井を見上げると、おお、吹き抜けの窓から外光が。 この銭湯の独特のディテールは下記の写真でたっぷり堪能下さい。 銭湯カフェ・さらさ西陣のフォトギャラリー もちろん、さらさ西陣の外観は風格ある唐破風! 他府県にもいろいろと銭湯カフェや銭湯ギャラリーがありました。 レトロ感とギャップが面白い!【銭湯カフェ】のまとめ 尾道の「大和湯」は明治時代の銭湯を23年前に改装したもの。 ゆーゆー、尾道商店街の銭湯「大和湯」を改装したレトロなカフェ かっての銭湯建築をそのまま保存するのは難しいことですが、 こんな形で文化を残すのもひとつの手法だと思いますね。 *そういえば、30数年程前、六本木交差点のアマンド近くに銭湯の コンセプトの居酒屋がありました。暖簾をくぐると番台があり、 壁はタイル、席のテーブル横には蛇口が。形だけ真似したただの 店舗でしたが。暖簾の前で同僚と「おー、風呂入っていこうや」 と誘うと庶務の女の子が「えー?私、タオルとか持ってきてない し」と困ってました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/07/28 12:26:05 AM
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