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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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絨毯屋のお仕事

March 30, 2022
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カテゴリ:絨毯屋のお仕事
先日、インスタライブ(@mihri193)で小さなサイズのオールドキリムをご紹介いたしました。
全部で14点です。
弊社のショッピングに載せようと何点かは掲載したところでしたが、面倒になったミフリ社長の気まぐれで急きょ、インスタグラムをご覧になった方に、破格のスペシャルプライス、それに加えてトルコからの国際送料(4780円)を無料にしました。

ただし、3月末日までですので今日と明日のみのご注文に限ります。



既に何点かは売れてしまいましたが、まだ可愛いく面白いキリムがあります。
ぜひインスタグラムのライブと画像をご覧くださいね。

小さいアナトリアンキリムは数量が以前に比べて数量が少なくなってきています。
手に入るものがほとんどないと言ってもいいかと思います。
というのも普通に考えると絨毯屋で売れるのはまずは手頃な大きさのキリムですよね。
それらが先になくなります。
残るのは4~6平方メートル以上の大きさのものになります。

小さなオールドキリムは驚くほど価格が上がっていますが、今回、そんな中から14点をお手頃価格で放出しましたので、この機会をどうぞお見逃しないように~!
めちゃくちゃ太っ腹企画です。

なにせ(実態共に)太っ腹がウリですから大笑い

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Last updated  March 30, 2022 03:49:04 PM


November 10, 2021
カテゴリ:絨毯屋のお仕事
相手がいるとちゃんとやらなきゃと思うものの、自分だけのことだといつも適当、いい加減なミフリ社長です。

最近、時々覚えたてのインスタライブをやっているのですが、予告なしの突然ライブな上に、操作が不慣れなものでアーカイブを残せないこと多々あり。
結果、ご覧になっている人が3人だったり5人だったり、幻の回になるわけです。ぽっぽっぽっ

で、今日はちゃんと予告をしたいと思います。
実際はオンタイムで入られないであとでアーカイブをご覧になる方も多いと思いますが、アーカイブが残るかどうかは運次第ですので、時間の都合がつきましたらぜひオンタイムでどうぞ~。



というのも今日はトルコ絨毯の中でもおそらく実際にご覧になったことが少ないだろう、中央アナトリアのカラプナール限定の「トゥル」をご紹介したいと思っているからです。

トゥルは市場に広く出回らなかった織物のひとつです。
その理由は自分たちだけのために作られたものだから・・・。

本来のイランのギャッベが作られた背景と似ています。
先日のインスタライブでイランの20世紀半ばに作られたシンプルなギャッベをご紹介しました。ギャッベはブランド化され、日本ではその名が知られていますが、なぜ他の多くのイランの織物がモチーフや色柄が凝っているのに対して、あんなにもシンプルな織物なのか。

今回はそれを踏まえてカラプナールのトゥルをその背景とともにご覧いただきたいと思います。
本日、日本時間20時頃です。

インスタグラムのアカウントは @mihri193 です。お間違えのないようにお入りください。

お見逃した方や興味のある方はアーカイブをYoutubeで公開しましたので、よかったらご覧ください。

↓↓↓↓↓
カラプナールのトゥルのお話
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Last updated  November 12, 2021 03:39:45 PM
November 12, 2020
カテゴリ:絨毯屋のお仕事
キリムにまつわる話を、すごい前にしたかもしれない・・・ぐらいの間隔が開いてしまったけれど、久しぶりにヌズムラ村の村人がキリムを売りに来たので、私のキリム熱が再発した。


(シネッキリと呼ばれる代表的なモデル)

ヌズムラ村は今は名前を変えて存在しているセイディシェヒールにある村。
小学校が1つとモスクが1つあるだけの人口約400人の小さな山村である。
キリムを織っている女性たちの中には、屋根にビニールシートを被せているだけの貧しいお家で暮らしている人もいる。
元々、メルシンとコンヤ間を移動する遊牧の民であった人たち。
今日、来た男性もかつては自分たちも一族で羊を連れてメルシンまでラクダに荷物を積んで移動していたと話した。
1968年を最後に村に定住し、それ以後は牧畜業や農業を営んでいるそうである。


(ミフラップルと呼ばれるミフラーブを象ったデザイン)

ヌズムラのキリムはとても手が込んでいて織るのに時間がかかる。
代表的なシネッキリやミフラップルなどのモデルも知られているけれど、デザインだけが使われて業者の用意した草木染め糸で他の場所で織られていたりしたので、村で自分たちで糸を染めて自分たちの色遣いで織られたキョイマル(ビレッジキリム)は当時でも貴重だった。
運よくとてもコンディションの良いものを何枚か(隠し)持っている。


(イヤリングや櫛のモチーフのあるオールド品)

今回、やって来たのは織られて機から降ろされたままの未使用品。
村の女性が伝統のモチーフを自分のセンスで織ったビレッジキリムである。

この後、アンタルヤの村にある絨毯専門クリーニング屋さんに持っていって、うぶ毛の処理と洗浄とアイロン掛けをしてもらえば商品として完成する。


(ヤタックと呼ばれる毛足の長いフカフカの織物)

ちょっと嬉しくなって先にお披露目。
ヌズムラ村はその地帯で一番高い山脈の中にある。標高約2300m。
11月中旬にもなってまだ半袖で過ごせるアンタルヤとは異なり、もう冬の足音が聞こえる。
年内は雪で行けないかもしれないけれど、少し暖かくなったら20年以上ぶりになるけれど訪ねてみよう。

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Last updated  January 22, 2021 08:30:32 PM
May 29, 2019
カテゴリ:絨毯屋のお仕事
アイシェの村に絨毯織りを見に行きました。

アイシェの機の絨毯は先日ブログに書いたように完成して降ろしたばかりでしたので、現在、唯一、機に絨毯がかかっているという村の大工の奥さんのところに行きました。




村の大工さんと言えば、私の特注サイズのピンクの織り機を作ってもらったところです。
今はもう木製織り機を作ることもないようです。

アイシェも木製織り機は少しでも使っていないと腐ってしまうからと、最近は木製の機は処分して(つまり廃棄して)、金属製の機を使っています。




大工の奥さんの機はご覧の通りの木製機。
確かに作りかけの絨毯はかかっていましたが、しばらく作業していなかったので、経糸を締め直して、調整してから織り始めます。ウール糸玉の下がった棒も付けて。




この村で使われているウール糸。
基本的にはキリマン(十字型スピンドル)を使って紡いだ糸を自分たちで染めています。

以前は各家庭に藍甕もありました。
藍に関しては結晶の還元藍を使うけれど、それ以外は村の近辺で調達できる材料ばかり。

赤は西洋茜の根っこ。
黄色はクルミの葉や葡萄の葉でも出すけど、強いしっかりした黄色はスットレンとエゼンテレ。
補色や媒染に玉ねぎの皮、クルミの殻、ザクロの皮、レモンの皮・・・家庭で食べた残りを乾燥させて集めておきます。




エゼンテレはもう少し先でもまだ採集できるし、ちょっと乾燥させて保管も可能だけれど、スットレンは5月から6月頭の今でないと使えない。
今年は断食月と重なっちゃったから、作業はしんどいけど、来年なら断食月も終わった頃でいいタイミングかもしれない。




村の草木染めも続けていかないとね。
アイシェも自分で言っているけど、やっていないと頭に記憶したレシピを忘れてしまうってね。

女性たちに聞いたけど、実際は村では今年も来年も誰も草木染めをする予定がない。
絨毯を織ることがほとんどなくなってきたからね、糸だけ染めても仕方がないと。

来年はアイシェが思い出せる分だけでいいから染色してくれるかな。
寂しいけど消えつつある伝統と、村の日常の光景だったもの。
そしてこの村に関わったものの一人として、きちんとその記録を残していきたい・・・今、そんな風に思っています。

2017年夏の絨毯織り修行の様子

アンタルヤの日差しは強く、暑いですけど、村は風が吹くだけで気持ちがいい。
牛と鶏と山羊のベルの音しか聞こえてこない中、アイシェの家のベランダで絨毯を敷いて寝っ転がるだけで、もうここから離れたくなくなる。
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Last updated  May 29, 2019 10:58:09 PM
May 9, 2019
カテゴリ:絨毯屋のお仕事
常時やっていないと、知っているつもりでも、あれっ!? と思うことがあるけど、でも見たら思い出すってやつね。

絨毯が織り終わったので、いよいよ機から切り離す。
地方や織物の種類によるフリンジの処理方法の違いでいろいろなんだけど、普通は切り取ってから後で結んだり、編み込みしたりする。

でもこういう方法もあるんだよ、って言うのが切りながら、経糸を3本1束にして綴れ織りの要領で留めていくフリンジ処理。




切り取ってからでもできるけど、経糸がピンと張っている方がやりやすいから、とっても理にかなっている。
しかも折り返して端を後ろに落とすので、丈夫で見た目にも綺麗。

フリンジ処理が終わったら、機から降ろす。




下の部分の経糸は、鉄の棒を通して輪になっていて勝手にクルクルしてくれるし、さらに織り始めに鎖をかけて糸が落ちるのを留めてあるので処理する必要はない。

よく絨毯の織り始めと織り終わりがどっちかという話になるのだけど、もちろん結び目の方向でもわかるが、フリンジ処理が片方がクルクルっとしていて、片方が切りっぱなしになっている場合はさらにわかりやすい。
何枚かつなげて織っている場合は真ん中が両サイド切りっぱなしになるから、フリンジだけではわからないけど、たいてい1枚か2枚で織るから判断は簡単である。

今回、アイシェは小さいサイズを3枚続けて織った。
これは毎回、経糸を張ることを考えたとき、小さいものなら一度にまとめて織る方が手間がかからないから。




そして降ろしたら手帚で表面、裏面についた糸埃を取る。
絨毯業者の場合は、できあがった絨毯をすぐに専用業者に洗いに出して、ムダ毛を一気に取ってしまうのだけれど、村ではそんなことをしない。
埃さえとれば、あとは使いながら、時間とともに自然と表面のムダ毛が取れていくのを待つ。

織りたての絨毯と、使いこなした(または洗いに出した)後では、見た目にも違う。
商品として売らなければならない業者は、完成した状態でお店に出さなければならないけど、家庭ではそれが必要ないというわけである。
綺麗な状態のものを購入するのもいいけど、アイシェのように時間をかけて自分でこなしていくという楽しみもあっていいけどね・・・。




そして完成。
あとはそれぞれの絨毯を切り離して、フリンジ処理をするのみ。

自分が織ったわけではないけれど、こうして切り離してモチーフが見えてくると「やったー!!」という達成感がある。




さて、生まれて間もないアイシェんちの子猫と遊んだら家に帰ろう。

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Last updated  May 9, 2019 05:52:26 PM
May 7, 2019
カテゴリ:絨毯屋のお仕事
・・・って、いつも考えています。

トルコの伝統手工芸の昔ながらの現場が消えていく様は想像以上に早かったし、速かった。
形を変え、継承者を変え、場所を変え、材料や道具を変え、伝統手工芸としては残っていくけど、生活の中にあった本来の姿はもうほとんど見ることができない・・・というのが現実。




私がトルコに来た27年前から、今日までの変化を見ても、どうしてあの時、ちゃんと記録を残しておかなかったのかと、悔やまれる。
当時はそこら中にあったものだから、いつでもどこでも見ることができると思っていたし、次があると信じていたし、なによりもポジフィルムが高かったし、初期のデジカメは性能の点で使いにくかったし、スマホがなかったことも大きい。
あの時代にスマホが存在していたら、庶民レベルでの間で残されていたものも違っていたのかも・・・と漠然とだけど思う。

トルコに来た当初は普通のカメラ自体が珍しかったし、高価だった。
ましてや一眼レフやビデオカメラは稀だった。一応それらはなんでも持っていたけど、記録を残すという点では私は本当に甘かったなあ・・・と大反省している。

私は断然、写真派なのであるが、最近は記録は動画であるべきだと思って、気をつけて動画を撮るようにしている。
それも性能のよくなったスマホのおかげなのであるが、世の中がそうシフトしているし、記録としては動画が後で見たときに端的にわかりやすく、いろんな記憶を蘇らせてくれる。

ただ所詮、素人のスマホ撮影だから、自分のための記録に近い。
それでも風化していく記憶よりはマシだと思って、最近少しずつだけど頑張ってる。




村のアイシェはこの地域でほぼ最後になった絨毯の織り手と言ってもいい。
その彼女も最後に経糸を張ったのが一昨年の話。
そこから織り始めてみたものの、なかなかすすまず、糸が絨毯にかけられたまま、ほぼ放置されていた。

その間、彼女の病気や手術、女性特有の更年期、家族との関係性などいろいろあっただろうから、手が進まなかったのもよくわかる。
アイシェより、ちょっぴりお姉さんの私も体力、気力の低下については彼女と変わらないからね。

別件で電話したとき、「元気? 何やってんの?」「今、絨毯織ってて、もうすぐ切り離せそう」とアイシェが言うので、最後の機から降ろす時のフリンジの編み込みをちゃんと見たいなと思っていた私は、「その切り離しを待って~!! 今から行くから」と仕事を放って40kmの道のりをクルマを走らせた。




次はいつあるかどうかもわからないからね。
何よりもの優先事項です。私にとっては。

絨毯を織る手を留めていたアイシェを奮い立たせたのは、離婚して戻ってきた村の幼馴染。
彼女は25年前に結婚を機に、この村を離れ、それから今日まで絨毯を織ることはなかったそうだが、彼女が落ち込まないように、アイシェの織りかけの絨毯を一緒に織ることになったそう。

子供の頃から織っていたので勘はすぐ戻り、手も自然に動いていく。
細かい部分で忘れていたこともあったけれど、アイシェがちょっと見せるとすぐに思い出す。
そんなこんなで私が今年の冬に見たときは織り始めから10cmもなかった絨毯が、小ぶりなサイズとは言え、3枚目が終わりそうだった。

絨毯部分が終わり、最後に5cmほどのキリム部分を入れて締める。
そうしたらあとはフリンジ部分の処理をしながら機から絨毯を降ろす作業。

スマホで動画撮っていると、写真がどうもおざなりになって、自分で思う、この1枚、っていうのがない状態だけど、記録動画をたくさん撮って、老後はそれを見るのを楽しみにしよう。
マンダ撮影のためのドローンに続いて、スマホ用スタビライザーも買ったし、まだ使い方がわからないままだけど・・・。




さて、経糸カットの前に腹ごしらえ。

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Last updated  May 7, 2019 10:02:29 PM
May 6, 2019
カテゴリ:絨毯屋のお仕事
キリムや絨毯を作るとき、「織り」がメインになりがちだけど、実際はその以前にも、その後にも、いろんな行程があることはご存知の通り。

最近はね、分業されていたり、効率の問題から、ウール糸もフェルトも用意されたものを使うけれど、村で自力でやろうと思えば、まだやれる。




キリムや絨毯の材料と言えば、ウール、羊ちゃんの毛。
それを刈って、糸にして、織る。

さて、村で羊ちゃんの毛刈りの時期が始まった。暑い地方では今ぐらいから、涼しい地方でも6-7月には丸裸になる。場所によっては秋口に2度めの毛刈りをするところもあるけれど、アンタルヤでは4-5月の暖かくなった頃を狙って行う。




今年は5月6日から断食月が始まるというので、その前に済ませてしまうと聞いて、村に毛刈りを見に行った。
最近はどこでも丸坊主用の機械を使って一気に剥いてしまうのだけど、昔ながらの専用ハサミを使って刈ってもらった。

動画撮影のため、わかりやすいようにと、ゆっくりやってくれた。
1匹目約15分、2匹目は約25分。




かかった時間の差は羊の暴れ具合の差である。
黙ってされるままの子、くすぐったいのか動きまくる子。

トルコ語で毛などを刈ることを「クルプマック」という。

刈った毛はぬるま湯で洗う。
まだ水場が自由に使えた頃は、羊を泉に投げ込んで洗ってから刈ったそう。

最近は羊の毛を刈って、それを材料に絨毯を織る人もいなくなったから、毛の処理の仕方を教えてくれる人がいなかったりで、どうやるのか知らない女性たちもいる。
だから「昨年は洗剤と熱いお湯を使って失敗しちゃったんだよね・・・」なんて話も出るわけ。

綺麗になったらパーツごとに分け揃えて、タラック(巨大カ―ダ―)で梳いて、キリマン(トルコ式木製スピンドル)を使って、糸にしていく。
糸撚りの様子はまたそのうちに。

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Last updated  May 6, 2019 07:47:01 PM
February 6, 2019
カテゴリ:絨毯屋のお仕事
2月23日(土)19:00-21:00にトルコの織物のトークイベントが行われる予定です。
場所は都内、清澄白河のfukadaso cafe です。
Baharさんのある建物の1階にあるレトロでおしゃれな人気のカフェです。

海外のガイドブックにも載っているfukadasoなので、私が展示会などでお世話になっている僅かな期間だけでも、2階にあるBaharさんには観光客が覗きに来ていましたし、cafeもいつも人がいっぱいで建物の前で記念撮影している人も見かけました。

さて、トークイベントで何を話そうかいろいろ頭の中でこねくり回しているところですが、話そうと思ったらキリのない内容になりそうですので、私の中ではトルコの絨毯屋になるためのレッスンその1、左ジャブ・・・って感じで、絨毯業界を巡る現場の変化から、様々な観点からのトルコの織物の分類、見分け方などをお話しようかと考えています。

私は業界歴24年目のトルコの絨毯屋の女社長です。
何年やっているからエラいとかいう自慢ではなく、少なくとも24年前の織りの現場を知っているという自慢です。
トルコで本当に古いものや、伝統的な作業の現場を実際に見ることができたギリギリ最後の世代だと思います。
その頃は昔気質の地元密着型の絨毯屋の親父さんたちがいて、彼らは観光客とは無縁でしたが、村とつながり、織り手と共にいたので現場のことをよく知っていました。

(野中幾美コレクションより19世紀の草木染めキリム)


絨毯屋としての勉強は学校があるわけでも、誰かが教えてくれるわけでもありませんので、とにかく引っ付いて現場を知る、見聞きする、現物に手で足で触れることから始まります。
師匠と丁稚の関係ですね。
そして興味があったからこそ、トルコで絨毯屋になったし、知りたいと思ったし、今日まで稼業として続けてこれたとも思っています。

当時は骨董キリムも絨毯もまだ見ることができましたので(ギリギリですけど)、いかに本物をたくさん見るかという点では、おかげさまで今振り返ってみても贅沢な素晴らしいものを山のように見たし、持ったし、手放しました。

その分、この10~15年は、以前見てきたようなものをトンと見ることがなくなり、織りの現場も想像以上に急激に変化し、何かが違う、これは違う・・・という思いが強く、興味を失いかけていました。

長い絨毯屋稼業のおかげで、古くからの絨毯屋仲間がトルコ各地にいます。
その多くが高齢のために亡くなったり、彼らが本来売ってきたものがなくなってきたために廃業するしかなかったり、代が変わったことで職種が変わったり、村に作り手がいなくなったことで仕事ができなくなったりといろいろです。
もちろん、今でも順調に仕事をしている人たちもいますが、アンタルヤのカレイチだけで300軒あった絨毯屋のうち、現在どれだけ残っているでしょう。

私はそんな中、絨毯屋としてはどこか取り残された感じを拭えずにいました。
加えて弊社が貿易会社であるため手仕事と関係ない商材の取引なども増えて忙しくなったり、絨毯屋の延長線上で出合ったイーネオヤとの縁が深まったり。

でもやっぱりトルコの絨毯、キリムが一番好きです。
古いものを読み込む作業が大好きです。
古いものを読み込むというのは、その織物が織られた当時の周辺環境や織り手の気持ちを織り目から読む作業です。

今と違って、絨毯屋と言えば完全に男性社会であった当時、外国人で女性であるということは、織り手である村の女性たちの懐に入りやすいという特別な立場でもありました。
保守的な地域では他人の異性を自分の妻や娘に近づけることはありませんし、実際の仕事取引でも織り手の女性ではなく、その夫や息子など身内の男性との交渉が一般的です。
でも私は彼女たちと同じ女性。しかも遠い異国からやってきた外国人、特に好意を寄せてくれている日本人ですから警戒されることもなく、部屋に招き入れられ女性たちと直におしゃべりをし、昔話を聞き、その生活環境、考え方、織りに対する様々なことを近くで見続けるチャンスを与えられました。

文献や本は全く読むことなく、織りのこと、染色のことをゼロの状態から自分が見たこと聞いたことを全てとしたことは今となっては、良かったのか悪かったのか疑問ですが、わからないことが出てきたら行って見て聞くということを可能な限り実践してきました。

20年以上も前に先輩絨毯屋の親父さんたちと一緒にたくさんの古い織物を見て、いろんな地域の村の女性たちから染色、糸紡ぎ、織りなどを教えてもらったおかげで、モノの良し悪しは少しですがわかっているつもりです。

さて、ここで問題です。
みなさんは絨毯やキリムを選ぶとき、まず一番最初にどこを見ますか?

・・・と言っても商売されているわけでもコレクションしているわけでもなければ、普通はインテリアとして購入される前提なので、適切な質問ではないかもしれません。

インテリアと考える場合、色の調和と答える方もいると思います。
デザインの細かさ、複雑さ(それだけ手が込んでいるから)というのもあり得ます。
もちろんサイズも・・・ですね。
なんとなく見たとしても、たくさんある中から「なんかこれ素敵!」と魅かれることもあると思います。

詳しい方になってくると地域や、ソフラやミフラップと言ったモデルのタイプ、また敷物以外など形態にこだわる人もいます。年代も大切です。つまり染色方法も気になります。

人それぞれだと思います。

私の場合は優先順位としてまず糸質があげられます。
広大なトルコは自然環境も様々で、そこで飼育される羊の毛質は、品種によっても違いがありますが、気候や植生によってかなり左右されます。

その毛をどう紡いだか、人による癖のようなもの、細いとか太いとかではなく、糸そのものにまずぐっとくるものがあります。
キリマンという簡単な道具を用いて手で紡いでいるキリマン糸であることは当然ですが、見た目と感触、漂うツヤツヤ感というか、キラキラ感というか・・・。
それは詳しい人が見れば誰もが良い毛質と認められるものでもあるかと思います。
織物である以上、触った感じというのは私にとっては外せないポイントであり、触った感じが良ければそれがお気に入り・・・ということにもなります。

ただそれらの条件をクリアするのは、自然と地域も限定され、ある程度年代のあるものになったりもするのですが・・・。

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お話の続きはこちらで・・・!!



2月23日(土)19:00~21:00に行われるトークイベント「シルクロード西の終着駅 トルコに伝わるキリムとワインの会」のお申込み受付中です。

以下のリンクからお入りください。

トルコの織物の種類、織り方、糸質、染色などからの年代や地域、民族の見分け方、織りの現場の様子、現在と過去の比較などをトルコ現地での絨毯屋としての経験を踏まえてお話します。
今回は限られた時間での総括的なお話ですが、今後もテーマを掘り下げたお話会ができたらいいなと思っています。質問、意見もどんどんしてください。楽しい充実した会になるように願っています。よろしくお願いいたします。

シルクロード西の終着駅 トルコに伝わるキリムとワインの会

詳しくはBaharさんのサイトをご覧くださいね。
Baharさんのサイトはこちら ⇒ 

トークイベント開催されますように!! 
お友達をお誘いの上、ご参加どうぞよろしくお願いします!

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「オヤフェスJapan2019」のギャラリートークのお申込みも受付中。



2018年にブルサで開催された「国際シルクオヤフェスティバル」の会場の様子と実際に展示されたイーネオヤを見ながら、野中幾美が解説します。
トルコのコレクターたちがどんなものを集めているのか、おそらくトルコ現地に行っても目にすることまずないだろう古いオヤたちの数々をご覧いただきます。

3月1日(金)12:30-13:00 トルコのコレクターたちのイーネオヤ
★平尾直美先生が再現されたかなり変わった形のイーネオヤ作品が当日展示されると思いますが、そのオリジナル品が映像に登場します。コレクターさんたち、暮らす地域が異なると集められるものも異なる。日本に紹介されていないタイプの骨董イーネオヤを見ることができます。

3月2日(土)12:30ー13:00 シュンネットヤタウ(割礼式のベット)とブルサのオヤ
★オスマン帝国の最初の首都であり、シルクの町に相応しい繊細で上品なイーネオヤが見られるブルサ。ムシュクレ村の割礼の装飾ベットの伝統と、宮殿と庶民の手仕事の違いについて解説をします。

3月3日(日)12:30-13:00 野中幾美コレクションと日本人作品の展示の様子
★代表的な各地のイーネオヤを展示しました。形態や素材、文化的背景を含めたその違いについてのお話。さらにはエフェオヤについて。そして日本人のみなさまの作品ご紹介。次回の出展に向けて参考にしてみてください。

〇費用 各回1500円
〇募集人数 各回15名程度

希望日、お名前、電話番号、当日連絡がとれるメールアドレスの4点を記載してオヤマニアの会さんのメールアドレス ⇒ oyamania2017@gmail.com へお申込みください。

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Last updated  February 6, 2019 04:09:47 PM
January 23, 2019
カテゴリ:絨毯屋のお仕事
先日、アイシェの村にアンカラから取材の人が来たそうです。
絨毯を織っている人を探してのことらしいですが、いろんな人に尋ねて彼女の名前を聞いてやってきたそうです。
実質、村の最後の絨毯の織り手です。




その彼女ですら、ここ数か月は織り作業に身が入らないと言い、確かに昨年経糸を張った機はあれから1か月経つのにほとんど進んでいませんでした。

取材の人に草木染めのレシピを聞かれて、それは友達の日本人(それは私のこと)が記録をとっているはずだから彼女に聞けばわかると思う・・・と答えたというのです。確かに長い間やっていないと忘れるよね。
記憶が頼りの作業だし、ノートを取っているわけでも本があるわけでもないのだから。
・・・と思うわけですが、いよいよアイシェの村も危惧した通りに織り手が皆無になり、昔の染織のことを具体的に知っている人たちもいなくなる時がやってきたのかもしれません。

そんなことを感じつつ、アイシェの手元に過去に織られた地元伝統の絨毯があるうちに・・・と、ウール糸の入手方法、モチーフの由来や染色のことで覚えていることなどを聞き取り記録しています。




最近はスマホの便利さもあって動画記録をするようにしています。質問しながらの記録なので公開できるようなものは残念ながらありませんが、動画撮影も人様に公開できるレベルで少しでも覚えていけたらいいなと思っています。
メモも取らない私にしたら大進歩ですが、それほど後がないのを感じている証拠です。

先日もアイシェは家にある絨毯上の全てのモチーフについて「私たちはこう呼んでいる」という名称を全て答えてくれました。




例えば、中央部の白い花と赤い花は「じゃがいもの花」だそうです。
身近で見ることができた美しいもの可愛いものをお手本にしたわかりやすい例ですね。

ドシュメアルトの絨毯は比較的長く現存したということもあり、過去にもいろいろ研究、調査が成されていますので調べるといろいろ出てきます。
資料によく出てくるドシュメアルト絨毯の基本モチーフ「ドラゴンとフェニックス」の話を振ると彼女は少し考えてからこう言いました・・・。
「う~ん、この村にはドラゴンもフェニックスも残念ながらいないねえ」。大笑い大笑い大笑い
(私は本人たちの口からこれが聞きたかった~!!)

これは2019年1月のアイシェへの取材記録です。

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2月14日ー3月2日に久しぶりにキリムの展示会を行います。
トークイベントは2月23日(土)19;00~



詳しくはBaharさんのお報せをお待ちくださいね。
Baharさんのサイトはこちら ⇒ 

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そしてもうひとつお知らせです。
「オヤフェスJapan2019」のギャラリートークのお申込み受付中です。
詳しい内容はオヤマニアの会さんのブログをご覧ください。
オヤマニアの会




3月1日(金)12:30-13:00 トルコのコレクターたちのイーネオヤ
3月2日(土)12:30ー13:00 シュンネットヤタウ(割礼式のベット)とブルサのオヤ
3月3日(日)12:30-13:00 野中幾美コレクションと日本人作品の展示の様子

〇費用 各回1500円
〇募集人数 各回15名程度

希望日、お名前、電話番号、当日連絡がとれるメールアドレスの4点を記載してオヤマニアの会さんのメールアドレス ⇒ oyamania2017@gmail.com へお申込みください。

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Last updated  January 23, 2019 11:44:25 PM
May 18, 2018
カテゴリ:絨毯屋のお仕事
トルコの絨毯、キリム好きの人にはお馴染みの言葉なのですが、「ヤストゥック」。
トルコ語で「枕」の意味です。

Allah bir yastikta kocatsin.
(アッラー ビル ヤストゥックタ ͡コジャトスン)。

これは結婚した人へのお祝いの言葉ですが、直訳すると「ひとつの枕で歳をとっていってください」で「二人が離れることのないように」という意味になります。
昔の枕は日本にもありましたが、細長い2人用のものだったのでこういう言葉が存在したんですね。今の枕だとピンときませんけど。

さてやストゥックと言えば、これもそうです。





厚みのある立方体の背当てクッションです。

トルコの古い家は床も壁も剥き出しでしたので、身体が冷えないようにと絨毯の上にお座布団を敷いた上に、壁沿いにぐるりとこのヤストゥックを並べました。
中身は乾燥させた葦の茎をぎゅっと束ねたものです。
綿などのふわふわしたものだとすぐにへたってしまいますが、これはかなり強度があり、しかも身体に優しい硬さです。

表裏ともキリムで細長く織り、畳んでサイドを縫って袋状にしたもの、表だけがキリムや絨毯で裏に布を付けているもの・・・とあります。

マチを作らなければなりませんが、袋自体はサイドを縫い合わせただけの平たいものなので、角を中に織り込んで形を整えます。
横から見るとこんな感じです。





現在ではトルコ風カフェとかじゃないと需要がありませんので、手織りのものは作る人もいませんが、「ヤストゥック」という分類で古いものを扱う絨毯屋さんで手に入れることができます。
硬質発泡スチロールでも入れて、昔ながらの形にしてもいいですし、コットンや毛糸などを詰めてフカフカのクッションとしても使えます。
袋になっているものも、表のモチーフ部分だけのものもそのまま小さな敷物として使ってもいいですね。ちょうどサイズが日本の小さめの玄関マットぐらいの大きさです。

地域によりジジム、キリム、スマック、絨毯と織りのテクニックもいろいろで、小さいながらモチーフが完成形で入っていますので、大きなサイズのキリムや絨毯を敷くスペースがなくてもこれなら使えそうです。
サイズも価格も大きなものに比べるとお手頃なものが多いので、古いものを集めるのにもヤストゥック専門のコレクターさんがいるほどです。

絨毯やキリムのサイズの分類の「通称」でも使われます。
大きいものから
タバン=床
カリヨラ=ベットの脚
セッジャーデ=お祈り用
ナマズルック=小さめのお祈り用
チェイレッキ=4分の1サイズ(セッジャーデの半分)
ヤストゥック=枕、チェイレッキの半分
ミンデル=小さな座布団サイズ

一応、20年以上、廃業せずに続いている絨毯屋の女社長ですので、イーネオヤを語るぐらいには絨毯、キリムについても語れるはず。
これからも機会があれば絨毯やキリムを知らない方にも興味を持ってもらえるように、いろいろお話ができればいいなと思っています。

最近はショッピングサイトにも少しずつキリム、絨毯を出していますが、なにせ数量がありますので、1、2枚写真を撮ったところで、ふーっとため息をついて終わってしまいますが、今回は頑張りますので、よかったらご覧になってみてくださいね。

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Last updated  May 19, 2018 01:29:41 PM

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