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カテゴリ:株式投資全般
大学入試センター試験が終わりましたね。私がセンター試験を受けたのももう遠い昔になりました。志望校に合格できず、夢を諦めきれずに実は何度も受験したことも今となってはいい思い出です。
ところでセンター試験について「教科書に載っている通りに答えたのに不正解だった」という事件があり話題になっていますね。 センター試験で教科書ミス発覚、受験生が指摘 2004年度から高校で使われている「政治・経済」の教科書の一部で、先進諸国の公共投資の規模を示す折れ線グラフに国名の記載ミスがあったことが、27日分かった。 同じグラフが今年の大学入試センター試験に出題され、「発表された『正解』が教科書と違う」という受験生の指摘でわかった。 教科書会社が米国と英国を取り違え、文部科学省の教科書検定でもミスを見逃していた。 受験生が問題の教科書通りに回答すると、誤答になるという前代未聞の事態だが、大学入試センターは「試験問題そのものに誤りはない」などとして、救済措置は取らないことを決めた。 この教科書は「実教出版」(東京・千代田区)が発行した「高校政治・経済」で今年度の発行数は約6万6000冊。シェアは12・6%で、11社15冊の政経の教科書の中で2番目。 問題の折れ線グラフは「現代経済」を学ぶ章に掲載され、1970年以降の日、米、英、独、仏の国内総生産(GDP)に占める公共投資の割合が示されている。しかし、「もとの資料からグラフを作成する際、国の名を取り違えた」(実教出版)ため、米国と英国のデータが逆になった。 21日に行われたセンター試験の「公民」では、「政治・経済」でこれと同じグラフが出題され、どの折れ線が日本、米国、英国かを問う問題が出題された。問題自体に誤りはなかった。 実教出版、文部科学省とも「深くおわびします」と平謝りしている。大学入試センターは救済措置を取らない理由について、「グラフを記憶しているかを問う問題ではなく、よく考えれば解答可能。全員に加点などの措置をとれば、正解した受験生に不利益になる」などと説明している。 私がこのニュースを聞いてすぐに思ったことは「それって株の世界と一緒だ!」ということでした。 株の世界では例えば証券会社のレーティングが「教科書」ということになるのだと思うのですが、皆様ご存知の通りレーティングなんて嘘っぱちばっかりですよね。私も株を始めた頃は素直に証券会社のレーティングを信じていたのですが、過去の経験でレーティングが上がったときがその株の株価のピークだったということが何度もあり、今では全く信じていません。 むしろ今ではレーティング動向ではレーティングがダウンしたワーストランキングをしっかりチェックするようにしています。この中から魅力的な株が見つかることの方が多いくらいだからです。最近では全日空(9202)のレーティングが下がってきているので参戦できる日が来ないか楽しみにしています。 教科書が常に正しいとは限らないですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 28, 2006 02:41:32 PM
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