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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト83位
生涯投資家(村上世彰著、文藝春秋) の第2弾です。 ![]() 今日は印象的な出来である はじめに を見ていきましょう。 私が自分で株への投資を始めたのは、小学3年生の時だ。。。父はいつも「「 上がり始めたら買え。下がり始めたら売れ。 一番安いところで買ったり、一番高いところで売れるものだと思うな」と言っていた。 ![]() この村上氏の言葉から感じるのは2点です。 1つは、 株式投資も他のゲームや芸術、スポーツなどと全く同じで「早く始めれば始める程有利」 という事です。村上氏は小学3年生から株式投資を始めたという事ですが、 日本の他のS級投資家を見ても、「小中学生時代に株式投資の世界に入った」方が非常に多い と感じています。そして私は20代での投資家デビューとなってしまった(小中高大学生の頃には株式投資の魅惑の世界の事など全く知らなかった)ので、今から最上級の投資家になるには残念ながら才能が絶望的に足りないということを実感しています。そして、だからこそ、ここから少しでも良い投資家になるべく、日々努力を積み重ねています。 S級は無理でも、今日よりも明日の方が少しでも良い投資家にはなれると思っているし、そう固く信じている のです。 次に2つ目に感じたのは、村上氏のお父さんの 「上がり始めたら買え、下がり始めたら売れ」 という言葉がまるで「モメンタム投資の教科書から切り抜いてきたような言葉」だな、ということでした。村上氏自身はこの著書でも述べている通り、「徹底したバリュー投資家」です。つまり彼は、 「バリュー投資家」としての視点で銘柄を選定し、父親から学んだ「モメンタム投資家」としての視点で銘柄の売買タイミングを計っている ということです。私も投資家になって15年以上を経過してようやくこの バリュー→モメンタム戦略 が大きな効力を発揮することに遅ればせながら気づき、日々の投資で実践しています。(滝汗) DNAで定められた寿命を迎えるまでに私も投資家として大成したいのですが、果たしてどうなるでしょうか? (笑) すいません、大きく脱線してしまいました。本文に戻ります。 リスクとリターンの関係を「期待値」と呼んでいる。。。そこを的確に判断できることが、優れた投資家の条件だ。 ![]() うーん、この指摘は鋭くて重いですね。例えばプロスポーツ選手の子供は運動能力が非常に高い事が多いですし、投資に関してもDNAの影響が大きいというのは厳然たる事実だろうと私も感じます。そしてだからこそ、才能に乏しい自分はこれからも極限までの努力を重ねて行きたいとも思っています。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 19, 2019 03:31:34 PM
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