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みきまるの優待バリュー株日誌

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Dec 15, 2019
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カテゴリ:優待株について

さて今日は当ブログの「看板記事」で大人気の 2019主力株概況シリーズ です。​

 

 

 

 

17位 9324 安田倉庫 (東1、3月優待) ◎◎

 

 

 

 

 PF時価総額17位の準主力株は旧財閥系の倉庫準大手の安田倉庫です。















 さてしばらく前に、横浜市長が「白紙」の方針から一転して、横浜市の山下ふ頭にカジノを含む統合型施設(IR)を誘致する方針を固めたというニュースがありました。






 私は以前から「横浜がカジノを誘致しないと言っているのはブラフだろう。参入の意思表示の期限が近づいてきたらきっと出てくるだろう。」と考えていたので、これを見た瞬間に「おっ、やっぱり来たか。」と思ってポンと反射的に50%くらい買い乗せしました。






 そしてその結果、少し順位を上げて今年はここで出てくることとなりました。



 











 

 現在の株価は1003円、時価総額305億円、PBR0.43、自己資本比率は57.1%、今期予想PER10.30、配当利回り1.7%(17円)、総合利回り2.6%(17+8.8=25.8円)で、優待は100株保有で2キロ分のお米券などです。


 










 

 ちなみに「隠れ優待」と言うほどではないかもしれませんが、当社函館市内所有地に建っている「ラビスタ函館ベイ」の宿泊優待券も貰えます。私はホルダーになって以来8年連続で貰ったので、どうやら毎年戴けるようです。(IRも「今後も続けたい」と名言しています。)








 









​ さて安田倉庫は今の株価位置は非常に安いと思います。その理由は以下の通りです。








1. 賃貸不動産だけでも約200億円の含み益がある こと。




​(上記は 安田倉庫 第151期有価証券報告書 P67より引用)​







2. 同業の倉庫業で優待付きの他の銘柄と比較した場合の相対的な割安感が濃厚である こと。尚IRも「株価的な評価が低いという認識は社内にある。」ということでした。具体的に他の銘柄も併せて見ておくと、





9305ヤマタネ (PBR0.41×PER8.59=3.52 ただしここは実に安い)



9319中央倉庫 (PBR0.61×PER18.26=11.14)



9322川西倉庫 (PBR0.48×PER17.50=8.40)



9324安田倉庫 
(PBR0.43×PER10.30=4.43)





 となります。それにしても倉庫業というのは万年不人気なので、 グレアムのミックス係数 が非常に低い所が多いですね。ちなみに私の基準だと、上記のすべてが「買えるレベル」となります。 









3.  前述の通り、現在横浜の山下ふ頭が「日本カジノの有力候補の1つ」とされているが、安田倉庫はその周辺に拠点を2つ持っており、 横浜カジノ構想が現実のものとなった場合には関連銘柄として脚光を浴びる可能性がある こと。

 

 ちなみにIRも「当社の横浜営業所が、カジノ建設予定地に入っている可能性があることは認識している。」とのことでした。また下記2箇所のうち、「 新山下営業所は土地を含めて自社所有。 本牧営業所は土地は借りている。」とのことでした。​
​​














 ま、ここはのんびりと持っていればたまに「含み資産関連株」として吹くこともありますし、武運が無くて何もなくても、そもそも「資産バリュー株」として十二分に死ぬほど割安ですし、「ローリスク・ミドルリターン」のリスク・リワード比に優れた、 「プチ宝くじ」感覚で保有していける実に良い銘柄 であると考えています。​​​​










 
さて一般的に言って、資産バリュー投資というのはその投資アイデアが非常にシンプルで分かりやすい、また同時に下値が固くて大負けしにくいという利点はあるものの、なかなかそれが投資結果に結びつかない、利益が出にくいという大きな欠点があります。

​​​






 そしてだからこそ、資産バリュー投資は万年不人気であり続けています。私はこの欠点を解消するために、株価上昇の起爆剤となり得るカタリストが同時に複数揃っている銘柄のみを「資産バリューカテゴリー」からはポートフォリオ上位に進出させるようにしています。ただ、そういう銘柄は実際には非常に少ないのが現状です。







 そんな中で、ここ安田倉庫には、






1. 明白なる横浜カジノ関連銘柄






2. 賃貸不動産に200億円の含み益があり、実質的なPBRが極めて低いS級資産バリュー株






 であるという2つのキラキラ光る魅力があります。








 引き続きポートフォリオ上位で保有しながら、楽しく事態の推移を見守っていきたいと考えています。
​​​





2019主力株概況シリーズ 免責事項




2019主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。






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Last updated  Dec 15, 2019 08:34:15 AM
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