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カテゴリ:株式投資全般
さて昨日1月23日に発売となった新著
みきまるの「名著」に学ぶ株式投資 (みきまるファンド著、パンローリング、2021年) ですが、皆様もうご購入いただけましたでしょうか? 「どうせ本の内容はブログで読めるんだから、別に買わなくてもいいや。」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか? そんなことはありません。何故なら、ちゃんと本には「ブログ未公開&渾身の出来となる新原稿」を大量にぶち込んであるからです。 今日は、その「ブログ非公開の新著オリジナル」となる、日本を代表するモメンタム投資家であるcisさんの本の書評を少しだけ紹介してみます。それではどうぞ。。。。 さて今日は株式投資本オールタイムベストです。第--位は、 一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 (cis著、角川書店、2018年) です。 cis(しす)さんは、2000年、21歳の時に300万円で本格的に投資を始め、この本を執筆された 2018年時点で230億円の資産を築き上げられた、日本を代表するモメンタム/トレンドフォロー投資家 です。 ちなみに実にどうでもいいことですが、私も2000年に当時の全資産である200万円弱を握り締めて株式市場にやってきました。cisさんと「ほぼ同時期」に、「夢と希望がパンパンに詰まったちっぽけな財布」を握り締めてこの世界に飛び込んだのです。 そしてそれから早くも20年の時が流れたわけですが、とても残念なことに総資産はcisさんの10分の1以下の水準に留まっています。自分は投資家人生の前半15年間をコテコテのバリュー投資家として過ごし、その後の5年間は作戦を変更して バリュー→モメンタム戦略 を投資手法の根幹に据え直して戦ってきました。ただ、全体としては「ほぼバリュー投資家」として20年間が経過しました。一方のcisさんはこの20年間を「完全なモメンタム/トレンドフォロー投資家」として駆け抜けてこられました。 もちろん投資家としての圧倒的な能力差があるので単純比較は出来ませんが、株式市場で極限の努力を継続して、結果としてその資産差が10倍以上というのは厳然たる事実です。そういったことからも、 モメンタム/トレンドフォロー手法こそが世界最強の投資戦略 であるということを、今改めてまざまざと感じています。(滝汗) 勝っているモメンタム投資家はトコトン勝っている、全く次元が違う ということなんですね。(玉汗) ちなみに、過去の凄腕モメンタム投資家については、 凄腕モメンタム投資家を見てみよう 2018年版 と言う、過去の大人気記事がありますので、未読の方はぜひこの機会に併せてご覧下さい。 また、モメンタム/トレンドフォロー手法の秘密の詳細については、「トレンドフォロー手法の伝道師」マイケル・コベルが全986ページの超大作にして歴史的傑作である トレンドフォロー大全 で既に異常な、宗教がかったハイテンションでその全てを開示してくれています。(コベルは良い意味で、完全に常軌を逸していますし、イッています。)正直に言って、このコベル本を読めばモメンタム/トレンドフォロー手法の奥義は全て分かると思います。 なので、未読の方は本屋さんでこの電話帳みたいに分厚くて、持って殴られたら間違いなく死にそうで、更に非常に高価でもある本を買うか、「それはちょっとヘビーだな。」と思う方は、全17部にコンパクトにまとめた私の書評を今すぐに 上記リンク からご覧下さい。 すいません、悪い癖が出てしまい、初回の書評であるにも関わらず早くも大幅に脱線をしてしまいました。cisさん、読者の皆様、大変申し訳ありません。それでは本文に戻ります。(鬼汗) さてそれではいきなりこの本の総評をしておくと、 「生きる伝説」であり、「日本最高峰のモメンタム投資家」であるcisさんの肉声&金言がまるでダイヤモンドの様に散りばめられた、全投資家必読の傑作 と思います。なぜcisさんが「特別」であり続けているのか、大成功したモメンタム投資家の発想法とはどのようなものなのか、を知ることが出来るので、あらゆる投資家にとって学べるところがたくさんある名著と思います。 それでは初回となる今回は、目次を眺めておきましょう。全体に「捨てページ」が無くていいですが、特に第1章と2章がずば抜けて良いと思います。 ちょっと長くなりました。それでは次回からは、神がかった出来である第1章と第2章を中心としてじっくりと内容を見て参りましょう。。。。。。 この続きは、是非新著でお楽しみください。。。。↓↓↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 24, 2021 09:17:40 AM
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