さて今日は、当ブログダントツ一番人気の 2020~21主力株概況シリーズ です。
41位 1448 スペースバリューホールディングス (東1、3月優待)
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PF時価総額41位の上位銘柄は、プレハブ建築、立体駐車場の大手総合メーカーのスペースバリューホールディングス(旧 日成ビルド工業)です。ここは前社長さんに大きな不祥事があり、2020年に株価が暴落しました。ただその後はやや株価が持ち直しており、それを反映して2019シーズンの52位からは順位を上げ、今シーズンはここで登場してきました。
現在の株価は704円、PBR0.96、自己資本比率は33.0%、今期予想PER19.94、配当利回り2.1%(15円)、総合利回り3.2%(15+7.5=22.5円、優待は1ポイント=0.5円で換算)で、優待は、1000株保有で1500ポイントなどです。昨年までは独自の優待制度だったのですが、今期から変更となります。
ただ、個人的にはこの「プレミアム優待倶楽部」はあまり好きではないです。その理由は、「1ポイント=1円」を謳ってはいるものの、実際にはシステムの運営元である4482ウィルズの取り分が非常に大きいせいかそこまでの価値がないですし、またプレミアム優待倶楽部導入企業のその後の優待廃止・改悪率が非常に高く、ある意味で力強くて明白な「優待の死の兆候」ともなっているからです。
ただウィルズが手掛けているこの「プレミアム優待倶楽部」は、実はドンドンとシステムが進化しています。例えば、優待を申し込もうとすると、その前に会社が用意したアンケートや議決権行使をしないと先に進めなくなっていたりして、導入企業側に多くのメリットがあるような形に最適化されてきています。なので、個人的には「プレミアム優待倶楽部導入企業は、なんだかんだ言いながら今後も増えていくんじゃないかな?」と推測しています。
さて愚痴はこのくらいにして、今日は昨年までの優待内容を復習しておきましょう。
私は昨年2020年は10000株優待品として「寿司共通お食事券」を選択しました。というか、過去も大体はこれを選んでいました。お寿司って美味しいですからね。
さて「元不祥事銘柄」スペースバリューホールディングスの今後の未来は一体どのようなものになるでしょうか? また果たして今後の優待廃止はあるのでしょうか? 慎重に様子を伺っていく予定です。
2021主力株概況シリーズ 免責事項
2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。