ミノルロドリゴの地方・1口馬主ブログ

＠サンディレクション、未勝利戦でのパドック

色々あった、あり過ぎた1週間だった。サンディレクションの歓喜の初勝利から、ダブルミリオン嬢の再デビュー、まさかの勝利。そしてとどめは、ディバインコード君の衝撃の臨時更新。これだけは余計だった。

今回の事象はもう少し慎重なレース選択で防げたと思うんだが、もっと密に使われている馬もおり結果論という気もする。
一つ確実に言えるのは、ディバインコード君は、
「廉価な価格で提供し、丈夫で出走機会を増やし、儲かる馬主を実現する。」
というノルマンディークラブそのものを象徴する馬。我々は勿論ですが、クラブにとっても「宝物」だったはず。
クラブがこの事象をどう認識されるのか、ただ単に不幸な事象とすませるのではなく、馬の安全確保の観点を入れて今後のクラブの運営に反映をしていただければと思っています。

とにかく起こったことはもう戻すことは出来ない。
陣営も最大限の努力をしてくれるだろうしあとはこの馬や我々馬主の持っている運に賭けることにしましょう。

サンディレクションの方は、2戦目で勝ち抜ける事が出来て今後好きなようにローテーションが組める。さてどうするのか、口取り式ではノルマンディーのスタッフの方が今後について「２戦してますしねえ。」と一息入れることを示唆されていましたが、近況更新でもその方向が示されました：

レース前、位置取りについては特に指示していませんでしたが、スタートの上手な馬なので今回も行く気に任せてハナへ。3～4コーナーで息を入れながら後続を引き付け、直線入り口付近から11秒2-11秒3と再加速したあたりは鞍上の好騎乗だったと思います。追われてまだフラフラ走ってしまう頼りなさはあるものの、最後までしっかり先頭のままゴールしてくれましたね。クロス鼻革の着用とハミをトライアビットに替えたことで、デビュー戦よりもだいぶ操縦性が高まったように映り、競馬の幅も今後どんどん広がってくると思います。レース中、右後肢の管付近に軽い外傷を負って傷腫れを起こしましたが、数日で治る程度のものなのでご心配には及びません。それより気持ちが高ぶっている様子が窺えますし、体もやや細く映りますので、一旦近郊でリセットしてやりたいと思います。（公式ページより：高木登調教師の報告）


口取り式の時に馬体を近くで見たのですが、まだ馬の息が凄くて、大きな音を立てており、近づくのも憚られるほどでした。府中のマイルを全精力を使って逃げ切ったことが良く分かりました。レース後の疲れもあると思いますので近郊でリセットする方が良いですね。

高ぶりやすい気性が少し気になりますが、成長と共に落ち着いてくるはずで、この馬の持っているスピードと自在性に、今後力強さが加わってくれば、かなり楽しめる存在になるはず。ちょっとリフレッシュしてまた元気に厩舎に戻ってきてほしいなと思います。

明日からまた出張だ。こちらも負けずに元気にまいります☆彡