東海 橋めぐり ---五月橋(名張川)---
東海 橋めぐり、今回は名張川に架かる五月橋。国道25号線といえば、名阪国道で名高い高規格道路、しかし、その旧道にはこんな橋が架かっていました。国道25号線旧道が名張川を渡る橋、それが五月橋です。名阪国道の五月橋インターの名前にもなっています。110813-01 posted by (C)Mishizawaメイン三重県側から奈良県側を見た五月橋。その幅員は狭く、普通車がすれ違いできません。対向車を待っている間に撮影した一枚がこれ。110813-03 posted by (C)Mishizawaメイン五月橋の全景です。全部で3径間。中央は下路平行弦プラットトラス。その両側にポニートラスが架かっています。110813-04 posted by (C)Mishizawaメイン中央のプラットトラス部です。平行弦ですが、戦前の味のあるリベット止め鋼材で組み立てられたトラスはまだ健在です。道路橋としては幅員が狭く、鉄道橋のような印象ですが、完成当初はこれでも十分だったのでしょう。110813-05 posted by (C)Mishizawaメインポニートラス部。こちらもなかなか味があります。110813-02 posted by (C)Mishizawaメイン奈良県側から。親柱が立派です。110813-06 posted by (C)Mishizawaメイン110813-07 posted by (C)Mishizawaメイン親柱に埋め込まれた銘板。こちらもブロンズ製の立派なもの。110813-08 posted by (C)Mishizawaメインポニートラスに貼ってあった製造銘板です。「昭和二年 株式会社横河橋梁製作所 大阪工場製作」と読めるようです。110813-10 posted by (C)Mishizawaメイン中央部には、トラスに直接国道標識が貼られています。この幅員の狭さからもわかる通り、国道25号線の旧道はかなりの酷道とのこと。名阪国道を利用する時は、ちょっと寄り道して五月橋を訪れてみては如何でしょう。以上、国道25号線旧道 五月橋(名張川)でした。