小松 エメルさんの『
【送料無料】一鬼夜行』を読み終えました。アマゾンで私のアカウントでログインすると表示されるおすすめ商品で見つけた本です。これまで購入した本などをまめにアマゾンに登録していますが、私が持っている本と同じ本を購入した人の購入履歴を参照しておすすめ商品をピックアップしてくれるようです。
カスタマーレビューを見ると、『
しゃばけ』シリーズと同じ和み系の妖怪小説とのこと。登場人物に悪人が一人(一匹)もでてこないとも書いてあったので、購入してみました。
出版社 / 著者からの内容紹介
江戸幕府が瓦解して五年。強面で人間嫌い、周囲からも恐れられている若商人・喜蔵の家の庭に、ある夜、不思議な力を持つ小生意気な少年・小春が落ちてき た。自らを「百鬼夜行からはぐれた鬼だ」と主張する小春といやいや同居する羽目になった喜蔵だが、次々と起こる妖怪沙汰に悩まされることに――。 あさのあつこ、後藤竜ニ両選考委員の高評価を得たジャイブ小説大賞受賞作、文庫オリジナルで登場。
たしかに和み系でした。妖怪ものというより人情ものですね。登場人物のキャラクターも面白く楽しめる小説でしたが、ちょっとリズム感に欠けるような気がします。一気に読ませてくれる勢いがありません。その点がちょっと残念かな。