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9月16日(水) 三献の茶
豊臣秀吉の家臣に、石田三成という武将がいます。三成が秀吉に仕えるきっかけとなったと言われる「三献の茶」という逸話があります。 ある日、秀吉は鷹狩りに出ました。のどが渇いたため、近くの寺でお茶を所望すると、寺の小姓が、大きなお椀に、ぬるめの茶を入れて持ってきました。 その茶を一気に飲み干した秀吉は、もう一杯お代わりを要求します。小姓は、少し熱めのお茶を半分入れて出しました。 機転の利いた対応に感じ入った秀吉は、試しに三杯目の茶を望みました。すると小姓は、高価で小さな茶碗に、熱いお茶を少量入れて持ってきたのでした。 喉の渇きを潤しながらも、おもてなしの心を見事に形で表わした気配りに、秀吉はいたく感心して、小姓を城に連れて帰りました。この小姓こそ、後に天下を統一する秀吉を支えた石田三成だといわれています。 社会生活を営む上で、周囲への気配りは欠かせません。日常的な事柄の中で、相手をもてなす気配り、心配りを身につけていきたいものです。 今日の心がけ◆もてなしの心を形で表わしましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。 職場の教養を利用すると、活力ある朝礼をするのに役立ちます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年09月16日 09時52分51秒
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