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10月 7日(水) 二十七年間ありがとう
食品の卸売業を営むY社長には、声を大にして言える自慢があります。 それは「わが社は、社員のみならず、その家族にも支えられている」ということです。その想いを強くしたのは、ある出来事がきっかけでした。 かつて、Y社長の会社に勤務する女性社員が、ペースメーカーを入れる大手術をしました。彼女は重要な業務を担当していたため、どう補おうかと悩みました。しかし、術後まもなく、彼女は出社してきたのです。 それを可能にしたのは、彼女の家族のお陰だったのです。出勤が最も困難だった数ヵ月間、夫や娘が協力をして車で送ってくれたのでした。 Y社長は、<この会社は社員の家族にも支えていただいている>と実感し、社員に対する誇りをさらに強くしたのでした。 今年、その女性社員が、勤続二十七年で定年退職となりました。送別会の場で、全社員一人ひとりが感謝の言葉を伝える姿を見たY社長、「わが社はこれからも大丈夫だ」と、胸が熱くなったのです。 今日の心がけ◆多くの支えがあることを知りましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。 職場の教養を利用すると、活力ある朝礼をするのに役立ちます。 倫理法人会に入会すると毎月30冊送ってもらえます。 ご希望があれば、活力朝礼のやりかたを指導してもらえます。(もちろん無料で) お問いあわせはお近くの倫理法人会まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年10月07日 07時57分23秒
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