カテゴリ:生き物 命
道の真ん中に不自然にいるカマキリをみつけました。
近寄ってみると、もう動くことがほとんどできないカマキリです。 せめて、踏まれることのない道の脇へよけてやりたいと 腰を落としました。 よく見ると小さなクロアリが、 次から次へとカマキリの体に集まります。 アリたちは、みんなで力を合わせて様々な役割についていました。 カマキリの胴体の下に入り込むアリや 6本の足それぞれに数匹ずつで潜り込むアリなど、 それぞれの配置について、 カマキリの体は、アリにすっかり担ぎ上げられていました。 どうやらアリは、カマキリを生きたまま そのまま巣穴に運ぼうとしている様子です。 アリは、小さいながら集団で、大きな食料獲得をしようと 皆で力を合わせていました。 カマキリは、やっと動く一番後ろの足1本を 力を振り絞って上下に動かし、 カマキリは、アリに必死の抵抗を見せていました。 最後まで“生き抜く”意志を見せていました。 まだ息のあるカマキリに対して、容赦のないアリ。 苦しい状況で必死に生き抜こうとするカマキリ。 生きていこうとする姿が、心に焼き付きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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