森でのんびり

段ボールを開けると


そこには、ダイニング…ダイイングメッセージ…


…いや、なにこの励まし。



背中をおす、段ボール2015.09.26自宅 posted by (C)あっこ森


すっごい大袈裟じゃない？




そんなに…なにかが変わる？




ということで、長年の懸案事項となっておりました


グリップの交換作業を


しーぶしーぶ、始めることとしました。




どこが自信ないかって、


ブレーキが邪魔でグリップを止める


ボルトが回らない…という


壁に突き当たり


それでもブレーキをすこし動かせれば


できそうだと思っていたのに


ブレーキを止めているボルトが１ミリも


動かない時点で気持ちが玉砕した先月。




机に買ったまま放置された交換予定の


コンフォートグリップを見るたびに


グリップが「つけてぇ～。」と


わたしの心を突き刺してくる。




昨日、諦めていた別のボルトを緩めるのに


調整方法を見直したら成功したので


なんかほかにもできそうな気がしてきて


もう一度チャレンジしてみようかと思えたところ。




前は、邪魔だと思っていたブレーキが


今日は、大丈夫に思えて


ひよっこながらもグリップが外せて


自分でも驚いた。




そして、用意していたコンフォートグリップを


つけようとする。




ハンドルの方が少しだけグリップの穴より


太い気もして


これを挿し込むのは、難儀しそうだなぁと


不安になった。




でも前の自転車は、グリップは自分で数度交換しているし


きっと大丈夫、きっと大丈夫、きっと大丈夫…と


自分で自分を励まして、やってみることに。




だいたい1/3ぐらい入ったところで動かなくなった。




やっぱりね／(-_-)＼




…後戻りも、進むこともできないとなると…


これでヨシとする？




どー考えても、さすがのわたしでも


これは、ダメだと思う。




力があれば…。




ピンチになって思い浮かんだのは、最後の最後の手段…。




父。




いけるか？とうさん。




いきなし怒ったりしない？




機嫌は、どーだ？




顔を真っ赤にして怒って


「なんでお父さんがやらなきゃいけないんだっ！！」と


怒鳴ったりしない？




ともかく、父への頼みごとのイメージは悪すぎる。




私自身の防衛本能を働かせるならば


できれば、なるべく回避したい


父へのヘルプ要請。




でも事態は、あまりにもよくない。




これじゃあ、どこにもいけない、助けも呼びにいけない。




そして夜１９時すぎ…近くの自転車屋さんは


もう閉まっている…。




しゃーない、しゃーない。




怒られるのを覚悟して


父に甘えてみよう…。




あっこ「おとうさん。ちからかしてぇ。


自転車のグリップが入らなくて


途中でとまっちゃったのぉ。」




精一杯、ベッタリと甘えてみた。




母「おとーさん！ち・か・ら、だって！！


ちょうどいいじゃない。


ち・か・ら、かしてあげて！」




母は、普段の積もり積もった感情も


上乗せ精算するような勢いの


超命令口調で加勢してくれた。




（ありがたい。）




（とうさん、ごめんね。）




父の機嫌はよかったみたいで


しかも頼られたのもまた嬉しかったみたいで


ヨイショと席を立ってくれた。




いきなり立って、殴るとかないよね？




父の感情の波は読み難いので


ともかく細心の注意が欠かせない。




父が部屋にきてくれたので


どうして欲しいのかを説明した。




ここで父がめんどくさがって


作業中止にならないように


端的に説明をする。




父が力いっぱいに


グリップを押し込む。




相変わらず、ビクともしない…。




やっぱりダメかなぁ…。




超珍しい、親子の共同作業に切り替えて


二人でいっしょにグリップを押す。




小さな「プシュッ」という


空気の抜ける音とともに


グリップがはまった。




あっこ「おとうさん、ありがとう。


次、右手の準備するから、また声かけるから


それまで休んでいてね。」と伝えて


また準備をして父を呼び


なんとか二人で力を合わせて


新しいコンフォートグリップと交換をした。




「おとうさん、ありがとう！」




普段が普段なだけに


こうしてもらえると


“とくべつ”にうれしい。



コンフォートグリップ2015.09.26自宅 posted by (C)あっこ森


この交換したての


コンフォートグリップで自転車通勤（片道３０分程度）をしてみた。




フワフワグリップと呼んでいたけれど


グニグニというかブニブニというか


ゲルの柔らかい感じが手に伝わるのと


少しだけ平らでちょっと手に山も感じる作り。




もう少し距離を乗らないとわからないけれど


グリップエンド側にもう少し高さが欲しいので


たぶん、ハンドルをあと５ｍｍぐらい水平に


起こしたほうがいいかもと感じている。




若干、柔らかいのと基本的に平らな面がすこしできたので


もともとのグリップの三角を握るような感じの


手に刺さる感覚はやわらいだ。






 

写真は９月２６日に自宅にて撮影しました。

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