子どもたちと楽しんでいるお掃除。
おもちゃの水ぶき清掃を主にやってもらっている。
べつに押し付けるわけでなく、子どもから自発的に
「おもちゃの掃除がしたいんだけれど。」って
声が上がったりして、
今やっている作業の手を止めて
いっしょにおもちゃの拭き掃除に入ったりする。
「幼児さんが昨日今日使っていた幼児用玩具を拭こうか?」と
提案すると子どもたちはよく見ていて
どのおもちゃで遊んでいたか、ちゃんと覚えていて
おもちゃ棚から、該当のおもちゃを選んできて
清掃をしてくれる。
並行遊びだったのにも関わらず
一応見てくれているみたい。
ひととおり幼児用玩具を拭き終わったところで
「まだ拭きたい。」と言うので(ほんとうに自分からです。)
「最近、みんながよく遊んでくれている
プラレールを拭こうかと思うんだけれど…。
パーツも多いし、大変だとは思うけれど、どうかな?」と
子ども自身のやる気が感じられる対象かどうかは確認して
作業を開始する。
ほかの子たちもあとから混じってみんなで
たのしくプラレールの拭き掃除大会。
「どうやって拭くの?」と訊ねてくる子には
「自分が拭き易い方法でいいけれど…。
箱も拭いて欲しいなぁ。」と伝えると子ども自信が考えてから
一旦ケースからプラレールの本体を全部出して
それからケースを拭いて
そのあと、一車両ずつ拭き上げて戻して行ってくれた。
全部拭き終わって、蓋を閉める段になって
「開けとくね。少し乾かしたほうがいいから。」
プラレール掃除済み2016.08.21早稲田 posted by (C)あっこ森
いいね。いいよ。その気づき。
大事なものを拭かせると
なんか愛で溢れていて気持ちがいい。
レールや、駅を拭くときにはこだわりがなかったのに
いざ列車の部分になると、「どこを拭いていいか」とか、
「電池ボックスは拭いちゃダメなはずだ」とか
「拭いた箱に戻さなければ、また汚れる。」とか
異様に慎重になって、友達同士で声を掛け合っていて
『みんなのおもちゃだぞ、大事に扱えよ!!』という空気感が漂う。
「拭いていて、壊れているものがあったら教えてね?」と言うと
みんな壊れている場所をよく知っていて
ハンドルが曲がっている、連結させる場所が欠けている
すこし本体が曲がっている、椅子にガタが出ている、
本体を見ずとも、故障箇所が言える感じだった。
わたしに故障車両を見せても
「これなら直せる!!」と言って
工作台にピューっと持っていって
自分なりに直して戻してくる。
電車愛がスゴイ。
少しぐらい欠けているモノも
わたしに見せてから
「これぐらいなら、大丈夫。遊べる。」と
またすぐに下げてしまう。
#気をつけろ、あっこぉに故障車両を見せたら、捨てられんぞ。
そんな空気感を感じてか、みんな同じ動きで
結局ダメージのある車両の排除はできなかった。
でもその分、子どもたちにとって
大事なおもちゃなんだな~、と改めてしみじみ感じた。
子どもたちは、自分たちが使うおもちゃをキレイに拭いて
キレイに並べて、とても満足げだった。
愛着のあるものを大事にする。
そういうことが、身近な幸せなのかも。
日常的に清掃活動を子どもたちとしていると
それ自体の喜びがハッキリとしていて
嫌がってしているわけじゃなくて
むしろ自ら進んで、楽しんでいる感じが心地いい。
写真は8月21日に早稲田にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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