子供の国のすぐ横に真竹の竹薮があります。どんどん拡がって子供の国の園内に攻め込みそうな勢いです。10年ほど前にははタラの芽を採りに来ていたところが完全に竹薮と化してしまいました。
4月初旬から5月中旬の孟宗竹、5月中旬から6月上旬の淡竹が終わり、6月上旬から下旬にかけての真竹と続きます。
真竹も節を見ると上に黒い帯があって二環になっているように見えます。ハチクもマダケも二環で、孟宗だけが一環です。今の時期はまず近寄ってそれを確認してからタケノコを探します。そうすることで無駄な労力を省くことができます。
マダケは色が少し黒っぽい色をしていて、皮がツルツルしています。
淡竹は色が薄く、皮がビロウド状をしています。どちらも孟宗に比べるとエグミが少なく軟らかいので、少し伸びたものでも先の方を採ってくれば食べられます。孟宗のように掘って採る必要はありませんので、小さな鎌を持って行って、その場で皮も切れ込みを入れて剥いてきてしまいます。
竹薮にあった倒木にカワラタケ(癌の薬になる)が出ていましたのでこれも採って行きます。
帰りにまたいっぱい実のついたサルトリイバラを見つけました。
今日の蝶はテングチョウ、下顎が長く前方に伸びて天狗の鼻のように見えます。テリトリーを作って、他の蝶が近くに来ると追いかけて追っ払いまた同じ辺りにとまります。
もう1種類、ヒメジャノメです。以前載せたコジャノメより色が薄く、前翅の白い帯が直線的です。