カテゴリ:絵本・童話・児童書
エイミーの家に突然現れた、小さなほうき。
いくら掃いても全然綺麗にならず、 しかも置いた場所から消えてはなぜか別の場所に。 魔法のほうきだと気付いたエイミーは、 ほうきに乗って友達のジーンと遊びに出かけ・・・。 図書館で借りてきました。 この魔女シリーズも、これで5冊目のご紹介です。 シリーズには毎回、 ・女の子とその弟、または女の子と友達の2人組 ・(魔法が上手ではない)魔女 ・魔女に関係する、または鍵となるネコ が登場します。 が、あれれ?この本の表紙にはネコがいない! 不思議に思って読んでみると、ネコは今回全くの脇役。 2シーンくらいちょこっと登場するだけで、 たいした活躍も無く・・・ネコ好きには物足りないわ~。 ある日、エイミーの家にやってきた魔法のほうき。 エイミーとジーンのふたりがその謎に迫ります。 彼女の家には同じ頃お騒がせな青い鳥も現れ、 どうやらその鳥もほうきの秘密に関係してるみたい。 一体このほうきはどこからやってきたのかしら? エイミーとジーンがほうきに乗って遊ぶのが面白いです。 飛べなくなっちゃった時はちょっとドキドキ☆ エイミーとほうきの夜の冒険も良かったですね。 後半に入ると、年配の“むらさきの魔女”が登場、 そこからだんだんほうきと鳥の謎が明かされます。 自分で判断して動けるほうき、グッジョブですよ(^_^)b ただ、最後の方で鳥がバタバタ行動する辺り、 少々場面の繋がりが悪いというか、 なんかよくわかんないな~というところもありました。 ただのイタズラなのか、理由があるのか? たぶん後者だと思うのですが、関連がわかりづらいので、 ラストにどうもしっくり来ない感じが残りました(^^; 魔女の本棚シリーズ5 青魔女とほうき 著者:ルース・チュウ 訳/日当陽子 絵/たんじあきこ フレーベル館 2008年11月発行
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