カテゴリ:絵本・童話・児童書
争う善と悪の神々の仲裁役に選ばれ、
“気”“火”“水”“土”の4つの仮面を持つ14歳の少年・アモス。 黄金の羊毛を手に入れる使命に失敗したアモスと仲間達は、 バルテレミーの策に嵌り、深い眠りに落ちてしまう。 知らせを受けた妖精の女王により目覚めたアモス達は、 バルテレミーの企みを阻止する為、各地に助けを求め・・・。 図書館で借りました。 世界を巡り争う善と悪の神々を治めるため、 白い貴婦人に選ばれた少年アモスと、 彼と共に旅を続ける仲間達のお話です。 女神にそそのかされすっかり人が変わってしまった、 アモスの友人であり恩人でもあるバルテレミー。 女神を使って裏で操っているのは、悪の神セトでした。 9巻でそのバルテレミーと重要アイテム“黄金の羊毛”を どちらが先に手に入れるか競い、負けてしまったアモス達。 黄金の羊毛により不死身となったバルテレミーを破るため、 今までの旅で知り合った人達を集めに出かけます。 メデューサは、彼女を“女神”だと思い込んでいる ペガサスの国へ。彼女を慕う人々が集めた財宝に、 お宝好きドラゴンの血が呼び覚まされるマエルストローム。 怖ぁ〜いドラゴンになっちゃうんじゃないかと ちょっとヒヤヒヤしました。可愛いまんまで良かった〜。 ロリアはアモスの代理として、 地獄の騎士となったヨーヌの元へ。 ヨーヌ、生きてた頃よりずっと良い人ですね(^^; 親切というか、バルテレミーより余程善人ですよ。 ベオルフは、両親の故郷の仲間、そしてゆかりの ヴァイキング達をまとめに遥か北の国へ。 ヴァイキングの王様達、味方としてはとても頼もしいけど 仲間にするまでがかなり面倒な人達ですね★ 不死身の軍団相手の厳しい戦いの一方で、 仲間達には明るい話題も。 8巻で悲しい失恋をしたアモスですが、 やっと身近にいる暖かい存在に気付いたようです。 ここから彼らがどんな恋をしていくのか、 親の気持ち(笑)で見守りたいと思います。 アモス・ダラゴン10 ふたつの軍団 著者:ブリアン・ペロー 監訳/高野優 訳/宮澤実穂 絵/HACCAN 竹書房 2007年4月発行 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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