あくびサンの、今日も本を読もう♪

一昨日、いつものように冷凍食品やアイスの品出しをしてたら、
ひとりの年配女性（お客さん）が近付いてきました。

私の耳元に口を寄せて、ヒソヒソ話。

「あそこのお客さん、ポケットに“うすあげ”入れてたわよ」

・・・・・・・・・は？
うすあげ？
それって、油揚げの一種の“うすあげ”ですか？

少し離れたところにいる、やはりご年配の体格のいいおじさん。
そのズボンのポケットからうすあげが覗いているから、
よく見てみろ・・・と。

“お客様の声”なので、店員としては聞かない訳にはいきません。
とりあえずさり気なく近付いて、ポケットの辺りを拝見。

・・・う〜ん、よくわかんない。
確かに薄茶色のものがチラリと見えてるけど、
あれは本当にうすあげなのか、何なのか？
お財布みたいにも見えるし。

確認も取れないのに騒ぎ立てても仕方ないので、
うすあげの担当でもある日配チームの先輩Kさんに報告。
Kさんと一緒に、もう一度おじさんのポケットを見に行く。

けど、やっぱり何だかよくわかんないんですよね。
うすあげ色はしているけれど、あんなパッケージあったっけ？

そうこうしているうちに、おじさん、レジに並んでお会計。
上着のポケットからお財布出した。
じゃあ、アレは財布ではないね。

でも、チラ見せしててもご本人全然気にしてないみたいだし、
普通に会計済ますと出て行っちゃいました。
そういえば、先程ご報告くださった女性もいないな。

どちらも初めて見る顔で常連さんでは無さそうだし、
店の商品だと確認取れた訳でも無し。

顔を見合わせた、私とKさん。

「ま、いっか？(^д^;)」
うすあげ１枚、大したお値段じゃありませんしね〜。

それにしても、あれは本当になんだったのか。
うすあげだったとしても、危険を冒すほどの物じゃ無し。
そんなもの１枚ばかし持ってって何になるんだ？

それとも、女性のお客さんの見間違い？

直接現場を見たのでもなければ、パートのおばちゃんには
どうにかできるもんでもありませんね。う〜む。