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カテゴリ:モンゴル
もはや何日にどこに泊まったか、わからなくなった。
次の日、昼頃バアスカ家族とレストランで昼ごはんを食べていると、テムジンお母さんが迎えに来た。 ウランバートル、車が多すぎて大変な渋滞でナンバー規制なので、その日の車はお母さんの車ではない。 テムジン居なくて言葉が通じない経験から、お父さんの将軍が日本留学経験のある通訳を手配していた。そこまでするんだ。たかが民間人の我らに。 恐竜博物館、ボグドハーン宮殿美術館へ連れて行って貰う。恐竜博物館では博識そうな女性の館長が説明してくれた。 砂漠にあんなにいた若い韓国人の旅行者が何故か博物館には居ない。欧米人の観光客のみ。やっぱり彼らの興味は「インスタ映え」かな。 その日はテムジンの家に2回目のお泊まり。 会話はiPhone アプリのVoiceTraを使う。 翌日は通訳が再び現れて、もう1人のお父さんの車で郊外に出た。 世界遺産に指定されているマンジュシュリ修道院跡へ。 修道院といっても仏教の寺院を中心に栄えた聖なる地だ。 テムジンお母さんが持って来た牛乳をお祈りしながら空に向かって投げていた。 牛が放牧され、道路を横切り、マーモットもいるというその地には、ブルーベルやエーデルワイスの仲間のウスユキソウが咲いていた。どこかスイスの風景に似ていた。 野原の真ん中で広げていたお土産屋さんから仏教のマニを型取ったキーホルダーを買った。 ウランバートルに帰ると、レストランが予約され、テムジン家族全員とバアスカ家族が待っていた。将軍も。ご隠居を通訳と将軍の方に押しやり、英語の出来るテムジンお姉さんと隣のバアスカと話す。 「お母さん、聞いてるばかりで英語あまり話さないじゃない」自分だって全然話さないバアスカが言う。 疲れてくると会話能力が落ちるなどと言うのでは、まだまだ修行が足りないなあと思う。 その日は最終宿泊日という事で用意してもらったホテルに泊まった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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