カテゴリ:博物・展示・音楽会
あの子から、日本舞踊の名取になったので、その名披露目をするとの案内があった。 名取ってなに?、名披露目ってなに?、という門外漢だが、 名取になるにも、名披露目をするにも、ん百万円の金が掛かるということは知っている。 我々素人は、「名取になった」というが、それは、「名取」という地位ではなく、 師匠の名を取って、花柳・・・と、名乗れるというだけことで、 弟子を取れるということではないという。 そして、その名を披露する舞踊を名披露目というのだそうだ。 案内は「招待」ではあるが、手ぶらでは行けない。 場所は国立劇場。その辺のコミセンのホールではない。 おそらく同じ招待を受けているだろうと、心当たりに連絡したら、 同じように、「御祝いをどうする」と悩んでいた。 異次元の世界に半端な金額を包んでいっても失礼だから、 御祝いは最低限の金額にしよう、ということで、(貧乏人の)話はまとまった。 踊りの衣装はもとより、三味線、唄、囃子も、それぞれの名取一門のようで、 その支払金額は見当も付かないし、幕引きの担当にまで心付けが必要らしい。 凄い世界があるものだと、感心しきりの連続だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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