5315298 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

東方神起へ想いを(日々思うこと)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

min.min26218

min.min26218

Free Space

ランキング参加しています。こちらからもクリック頂けると反映いたします♪
よろしければポチっとお願い致します。


にほんブログ村


にほんブログ村



ブログランキング にほんブログ村
>














 



 

 

 

 

 

 

 

















Category

黄金を抱いて翔べ・ツイ・雑誌情報等

(686)

ブログについて

(5)

TV2XQ関連

(267)

個人的な萌え

(76)

思うこと

(11)

空港ホミン

(6)

ハイタッチ会

(3)

2012 LIVETOUR「TONE」

(53)

2013 LIVETOUR「TIME」

(394)

2014 LIVETOUR「TREE」

(236)

2015 LIVETOUR「With」

(34)

2017 LIVETOUR「Begin~again」

(24)

2018 LIVE TOUR「TOMORROW」

(38)

2019・LIVETOUR・XV

(16)

日産スタジアム・ライブ(TIME・Begin~again)

(26)

a-nation(2012~)

(114)

SMTOWN(ライブ)

(239)

Beyond・LIVE

(2)

ファンミーティング

(98)

リリースイベント

(11)

歌番組(国内)

(76)

CD・DVDなど(国内)

(227)

イベント等(国内)

(115)

トーク・バラエティ等(国内)

(48)

海外活動・歌など

(446)

海外活動・イベント等

(190)

海外・番組等

(111)

アルバム等音源など(海外)

(52)

雑誌類(韓国・日本)

(124)

CM

(18)

東方神起の72時間

(12)

MISSHA関連

(23)

「野王」ユノ出演ドラマ

(52)

夜警日誌「ユノ出演ドラマ」

(18)

ミミ・Mのために(チャンミンドラマ)

(40)

夜を歩くゾンヒ(チャンミン出演ドラマ)

(34)

黄金を抱いて翔べ

(156)

【黄金を抱いて翔べ】考察

(134)

黄金を抱いて翔べ・ロケ地情報・巡り

(99)

「黄金を抱いて翔べ」出演者情報、その後情報など

(50)

日本アカデミー授賞式など授賞歴

(87)

黄金関連の動画・安室ちゃん関連

(48)

初日舞台挨拶、イベント等

(23)

コメントお返事

(27)

高村薫先生関連

(23)

映画・舞台鑑賞等(その他)

(49)

読書

(7)

出来事

(11)

熱帯魚

(102)

にゃんこ

(114)

ニシアフリカトカゲモドキ

(3)

ヒョウモントカゲモドキ

(17)

カメ君たち(旧・リクガメ・ミズガメ)

(58)

ミズガメ(新)

(55)

リクガメ(新)

(56)

トカゲ

(1)

妻夫木聡さん関連

(92)

2023 LIVETOUR~CLASSYC~

(2)

Calendar

2012.10.30
XML

 

 

 

 

 

 クリックで元記事 https://yorimo.yomiuri.co.jp/csa/Yrm0402_C/1221817803386

 

犯罪小説の傑作を映画化、『黄金を抱いて翔べ』の井筒和幸監督

 

idutsu_01(1).jpg

 

 

 


 大阪の街を舞台に、銀行の地下金庫に眠る金塊の強奪を企てた男たちの生き様を描いた映画『黄金を抱いて翔べ』が11月3日(土)から全国公開される。『パッチギ!』シリーズなどの井筒和幸監督が、日本推理サスペンス大賞を受賞した高村薫さんのデビュー小説を、妻夫木聡さん、浅野忠信さん、西田敏行さんら豪華キャストで映画化した。井筒監督が、映画化の経緯などについてあけすけに語った。

 

金塊を狙う男たちの"心意気"に惹かれる

--原作は、1990年に発表された高村薫さんのデビュー作です。当時、監督はこの小説を読んでほれ込んだそうですが、どんなところに惹かれたのでしょうか?

井筒監督:そりゃぁ、男たちが本当にあるのかどうかも分からない銀行内の金塊を狙う、というところですよ。男たちがふだんの仕事と決別して、「金塊を狙う」という別の仕事をしようとする。そして、人生そのものを変えようとする。その決断、心意気が面白いと思った。それと、主人公の幸田という男が、自由を望む有り様。幸田は「人間のいない土地に行って、自由になりたい」という思いを持っている。「人のいないところに行って、そこで人間をやめる」って、ある意味、誰でも思い当たるでしょ。だって、朝の満員電車に乗ったり、タクシーに乗っていて渋滞に巻き込まれたりしたら、誰だってそう思うでしょ(笑)。大体、今の社会っていうのは、閉塞していてまったく何の自由もない。だったらいっそのこと、どこかに行ってしまって、人間的なストレスから解放されたいと。そんなふうに思っているヤツらが行動を起こす。その様がたまらなく面白い。僕は今まで、小説は五、六百冊は読んできたけど、大体、読み終わったら捨ててきたのね。だから、うちの書棚に残っている小説は三冊ほどしかない。水上勉さんの「飢餓海峡」と、佐木隆三さんの「復讐するは我にあり」、それと、この「黄金を抱いて翔べ」。これだけ。

idutsu_02.jpg

--映画化が実現するまで、ずいぶん長い年月がかりましたね。

井筒監督:こういうダイナミックな物語は、そう簡単には映像化できないからね。長い小説だし、いろんな話が混じり合っているから、どのように換骨奪胎して映画にするか、そこが難しい。今までにも映画会社やプロデューサーたちが映画化に挑戦したみたいだけど、リサーチの段階でくじけるんだよね。「お金はかかるし、準備は大変だし......」と。僕は最初、別の映画会社に声をかけたんだ。ところが、そこからは「前にも1度(映画化を)企んで失敗したことがあったから、無理だ」って回答があった。「上等じゃねえか」と思ってエイベックスさんに話をした末に、こうして映画化にこぎつけることができたんですよ。

--井筒監督はこれまで、オリジナルの企画の作品が多く、「原作もの」の映画を手掛けるのは珍しいですが、大変だったことは?

井筒監督:この6人の男たちは携帯電話なんて面倒臭いモノは持っていないから、その設定を現代でどうリアルに見せるか。あるいは、銀行の内部の様子だとか、金庫のロックシステム、拳銃の撃ち方、爆弾の作り方といったようなディテールを、一つ一つきっちり整理しなければいけなかった。もう1回ゼロから原作を読み直して、ディテールを映画のためにカスタマイズしていきましたよ。

自分の不格好さを見せるのが役者の面白さ

--主役の幸田を演じたのは、妻夫木聡さんです。井筒監督の作品には初出演となりますが、どんな印象を抱きましたか?

 

ohgon_bamen.jpg

井筒監督:(妻夫木さんが主演した映画)『悪人』(2010年)の時よりさらに大人らしくなったんじゃないかと思いますよ。「青年」から「大人の男」に役柄の転換を果たしたんじゃないですか。まあ、『愛と誠』(2012年)でまた一瞬だけ高校生に戻ったりもしたけどね(笑)。

--幸田を金塊強奪計画に誘い込んだ友人・北川の役は、浅野忠信さんです。浅野さんも「井筒組」には初参加ですね。

井筒監督:浅野君には以前、時代劇の映画に出てもらおうと思って、顔合わせはしたんだけど、その企画が流れちゃってね。それで「あの時は悪かったな」と思って、浅野君を真っ先にキャスティングした(笑)。彼は非常に切れ味のいい、計算しているんだけど計算しているように見せない、俳優らしい俳優だね。役者って「自分をかっこよく見せたい」と思っている人が多いんだけど、本来は「自分の不格好さを見せてやろう」というのが役者の面白さなわけ。でも、そのように思える、心のゆとりがある役者は少ないね。僕は、「自分がかっこよくありたい」だなんて考えない人間と一緒に仕事がしたい。浅野君は、その代表格やね。彼なんか、衣装合わせを始めた日に、いきなり頭を角刈りにして現れたからね。「えらい早いこっちゃね。撮影開始まで、まだ1か月ありまっせ」って言ったら、「もう、役になり切ってんです」なんてね(笑)。対照的に妻夫木君は、顔合わせの時に、ひげ面で現れた。で、僕は「そのままでやれば?」って言ったの。大人のハードボイルドに近づくためには、そのままの、ぶっきらぼうなひげ面で演じた方がいいって。

--大阪が舞台の映画ですが、金塊強奪計画に加わる6人の男のうち、銀行担当システムエンジニア・野田を演じた桐谷健太さんが唯一、大阪の出身ですね。生き生きとした大阪弁が印象的でした。

井筒監督:あんなふうに大阪弁をしゃべれる若い役者は、あいつぐらいしかいないからね。他にもやれそうな役者はいるにはいるけど、役柄同様、「今までとは別の人生を愉快に生きようぜ!」っていう、子供のような気持ちを持った役者じゃないと。そう考えると、桐谷しかいない。あいつとは『ゲロッパ!』(2003年)の時から一緒に仕事をしてますからね。井筒組の卒業生の中で、世間を騒がせていない唯一の優等生だから(笑)。優等生は優等生なりに使ってやろうかな、と。そういうことやね。

(取材・文/ヨリモ編集デスク 田中昌義、インタビュー写真も)


【プロフィル】いづつ・かずゆき 1952年、奈良県生まれ、1981年『ガキ帝国』で日本映画監督協会新人奨励賞を受賞。以降、『みゆき』(83年)、『晴れ、ときどき殺人』(84年)、『二代目はクリスチャン』(85年)、『犬死にせしもの』(86年)などを手掛け、96年に『岸和田少年愚連隊』でブルーリボン最優秀作品賞を受賞。その後も『のど自慢』(98年)、『ゲロッパ!』(03年)などの話題作を世に送り出し、2005年公開の『パッチギ!』で、ブルーリボン最優秀作品賞など多くの映画賞を獲得。『パッチギ!LOVE&PEACE』(07年)、『ヒーローショー』(10年)など、様々な社会派エンターテインメント作品を作り続けている。
 

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.10.30 23:37:18
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.