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カテゴリ:万年筆
最初に拝見させていただいた時、ヴィンテージにしてはエボ焼けが全く無く、内部部品の経年変化もなく見事で驚きましたが、倉石さんのご説明ではこの万年筆はニブが兜木氏、軸は酒井氏(未確認だそうです)、組立は久保工業所によるオノトのレプリカとのこと。それで納得しました。 サイズはキャップを閉めた状態でペリカン400とほぼ同じぐらい、クリップレスで主軸にはバーレイパターンが美しく刻まれています。インクの吸入はプランジャー式です。 エボナイトのペン芯に付いているニブはペリカン換算でFとMの間ぐらいでしょうか。フローも適度にあり書き味はシャリシャリと快適。プランジャー機構も完璧です。本物のオノトは触ったことはありませんが、このMade in Japanのオノトも十分機能的で魅力的です。 倉石さん、貴重な逸品をお譲りいただきありがとうございました。大事に使います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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