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わがままかってブログ ( サブタイトル Cuddle one )

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2008/11/12
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カテゴリ:動物
 2日前の夕方、犬の散歩中ドラッグストアの前に何やら黒いものを発見。
 犬も興味しんしん。
 きれいなこげ茶色をしたコウモリだ。
 このままだと、店に入る車にひかれるのは目に見えていた。
 まだ生きているようなのでビニール袋で持ち帰り。
 そのうち飛んでくかも知れないので、猫に食べられないようハンギングバスケットに入れて 外にぶら下げておいた。
 22時頃になっても動く様子が無いので、干し草を敷いた水槽に入れて離れの”別館!?” に隔離(もし鳥インフルエンザとかだったら大変)。
 
 昨日、朝見ると20cmぐらい移動していて、突付くとモゾモゾしたので生きてはいる。
 コウモリはぶら下がっているイメージなので、細竹をジャングルジムに組んで強引に抱きつ かせた。
 竹を組んでいるあいだ中、猫が離れず、水槽の上にかぶせておいた毛布ごとズボッと中へ飛 び込む始末。
 一瞬ひやっとしたが、コウモリは踏まれずに済んだ。
 鳥のささみと水をやったがたべるかどうか?

 今朝、しがみついていたジムから下に移動していたので、まだ生きている。
 ささみはそのままカリカリになっていた。
 飛べないので骨でも折れているのだろうか。
 何にせよ食わなければ死ぬので無理やりにでも食べさせることにした。
 手にとってささみを口に押し付けても開こうとしない。
 水を含ませた小枝の先で鼻っ面を濡らしてやると、鼻風船をつくりながら口を開けた。
 そのすきにささみを突っ込むとモグモグ食べた。
 だが同じようにしても二度と口を開こうとはしなかった。
 食べたささみがちょっと大きすぎたので、これで十分かな。

 夕方、きれいな月が出た。
 そっと薄暗い”別館”に行くと、ガサガサ音がしたような気がした。
 水槽をのぞくと、コウモリが羽を開いていた。
 ガサガサは、はばたく音だった。
 もしかしたらまだ飛べるかもしれない。
 あわてて水槽を庭へ出し、猫に見つからないようジムに抱きつかせたコウモリを物干しの上 へ置いた。
 コウモリはじっと動かない。
 月の下、空にコウモリが飛び始めた。
 人が近くにいるので警戒して動かないのか。
 少し離れて見守った。
 ゴソッと動いたかと思ったら、パラパラ羽ばたいて飛び上がった。
 木を越え隣の屋根を越えぎこちなく飛び去った。
 
 何羽も飛び交っているコウモリを見ながら、あれかもこれかもとこんなに身近に感じたこと はなかった。
 
 





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Last updated  2008/11/27 09:29:08 AM
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