宝勝寺 (名古屋市守山区)
昨日の日記の続きで、 守山城址 の画像をご紹介します。尾張の守山城は、わかりやすく言えば、徳川家康のおじいさんにあたる松平清康が、織田信長の叔父さんにあたる織田信光が守るこの守山城を攻めて、名が知られるようになりました。小さな城なので、ふつうに攻防があっただけでは松平家と織田家の戦場の一つにカウントされておしまいだったでしょう。でも攻めてきた清康が敵の織田勢じゃなく、「馬が暴れた突発の出来事+誤解によって、疑心暗鬼だった自分の家臣に殺された」 という残念な場所なので、ちょっとインパクトに残ると思います。現代の区画でいえば、守山城址碑は下の地図を拡大するとでてくる 「宝勝寺」 のお隣になります。 愛知県名古屋市守山区市場 でも昔は今のような境界線はなかったから、このお寺の場所が守山城だったのでしょう。地図だけではよくわからないのですが、この界隈を歩いてみるとお寺は川からかなり高台な場所になっています。昔ここにお城があった、そんな雰囲気をかもし出して?います。お寺に上がっていく石段です。(上の画像)川はこの位置よりさらに下になります。お寺の敷地のいちばん端から見てみました。(下の画像)この平らな場所の端は、石段と同じ傾斜と高さで下に落ちていきます。掘のイメージに夢中になって足を踏み外さないよう、ご注意を。お寺の本堂と、その奥にある墓地の一角です。 『尾州藩』 とあるので、尾張徳川家のどなたかがここに眠っているのでしょう。このお墓の向こうに城址の石碑があるのですが、お墓の後ろには金網のフェンスがあるので、ここから竹林の向こうには行けません。お寺の本堂前で参拝をしていたら、突然 「ガサッ!」 と音がして一瞬ビックリ。何かと思ったら、番犬殿でした。 私が昼寝の邪魔をしたようです。お寺にある高木には、鳥がたくさん住んでいました。近くに水(川)もあるし静かな場所だから、住環境は良さそうです。名古屋の中心街から距離のある守山区には、美しい自然が保護されて残っています。 八竜湿地 (名古屋市守山区) その2 守山区役所でのお買い物。 ボールペンとクリアファイルです。(各100円)守山区のマスコットは、リスの 「モリスちゃん」 。区役所にはモリスちゃんのぬいぐるみがあるけど、非売品です。残念!役所の人には 「ぬいぐるみを作って、売って」 と要望を出してきましたが。